天鳳やってます(121) 

です。

今回も、天鳳で10回ほど東風戦を打ちました。

今回の成績は………

(1),(3),(2),(4),(1),(1),(1),(2),(4),(3)と

まあまあな成績でした。

相変わらずラスをとっているものの、

4回トップでなんとか挽回しています。

通算成績は以下の通りです。

 四段 290/ 1200pt R1737

1位率 .289 対戦数    770  和了率.243

2位率 .220 平均得点 +2.73 放銃率.151

3位率 .254 平均順位  2.43 副露率.345

4位率 .235             立直率.190

飛び率 .015

さて、今回は中途半端に押して失敗したこの局面を紹介します。

東2局一本場、供託リー棒2本で

33900点持ちの北家。

現在、2着目と7200点離したトップ目です。

しかし、微差と言えば微差。

なんとかこのままリードを守りきりたいところです。

こんな配牌が来ました。



愚形が多く、早くも高くもならなそうな配牌です。

一応トップ目なので、無理に手を狙う必要もありません。

とりあえずしばらく様子見です。

すると……



7巡目、上家がドラの(4)をポンします。

上家は22500点持ちの3着目。

少々離しているとはいえ、

ドラ3をアガられたらさすがにまずいです。

とはいえ、私の手はそれほど進んでいません。

雲行きが怪しくなってきました。



すると、次順下家が9をポン、

続く上家も7を両面チーです。

早くも上家が二つ鳴いてしまい、ますますピンチです。

もうテンパッていてもおかしくありません。

とりあえず、上家には気をつけたいところです。



そして11巡目、この5を引きます。

上家の仕掛けはほぼタンヤオ仕掛けでしょう。

手を進めつつも、タンヤオにアタらない打牌はこれしかありません。

というわけで、打1です。

すると……



下家の親がこの1をチー。

「…………あれ?

そうです。

上家のドラ仕掛けに目が行き過ぎて、

他家にまったく気が行っていませんでした。

下家の仕掛けは、どう見てもソーズの染め模様。

何も考えずに、ソーズをアシストしてしまいました。

「し、しまった……。」

しかし、狙いがわかった以上、もう油断はしません。

これからは、もう1牌も鳴かさないつもりです。

というより、こんな手では無理やり前に進む必要もありません。

これ以上手が進まないようなら、降りです。



そして13巡目、今度はこの東をポンします。

親なので、これで12000確定。

この手に振り込んでしまったら、

せっかくのリードが全て消えてしまいます。

ますます振るわけに行きません。

しかし、状況は厳しいままです。

下家にソーズは出せず、

上家にも萬子は安全とは言えません。

手の中にピンズがなく、

これでは降りるのにも一苦労です。

すると……。



15巡目、今度は対面からリーチがかかってしまいました。

安牌はほどんどありません。

絶体絶命です。

せめて、安牌を引いてくれと願うのですが……。



同順、この九萬ツモ。

下家はソーズ、上家はタンヤオで安全そうですが

問題は対面に通るかです。

ほぼ安全そうに見えますが、

絶対通るとは言えません。

降りるのなら四萬か、スジの七萬があるのですが

ここで変に攻めっけが出てしまいました。

場を見ると、六萬が2枚切れ、九萬が3枚切れで、

今、私の手の中に六萬が2枚、そして九萬が1枚。

もしこの九が当たるのだとすれば

待ちは六、九萬待ちしかありません。

そして、この九は最後の1枚です。

いくらなんでも、そんな薄い待ちでリーチをかけてこないでしょう。

見切ったも同然です。

「ふっ…こんなものは大通しだ。それに…

ここで最後の当たり牌を一発で引くほど、

ヘボじゃないぜ!!

と強気にツモ切り。

すると……。



「へっ!?うそーん!!」

なんと、まさかの九萬が大当たり。

本当に六、九待ちで、

最後の九をいきなり引いてきた形です。

超ドヘボでした。

しかも、この手も安くなく、

リーチ一発赤2で満貫。

この放銃でトップは入れ替わってしまい、

何度も逆転の手を作るのですが、

結局、最後に連続放銃してしまい、

ラスで終わってしまいました……。

へっぽこです。

変なことを考えず、最初から降りるべきでしたね…。

今見ると、下家の待ちはカン2。

上家か私の誰かが出さなければ、アガりはありません。

一方その上家は、東を引いた際に降りていたみたいで、

テンパっていません。

私がちゃんと降りていれば、おそらく流局になっていたでしょう。

麻雀は、変なことを考え始めるとろくなことになりません。

それがわかったのはいいのですが、

まさかラスにまで落ちるとは。

痛い代償です。

とほほ……。

さて、今回はそれでもトップを多くとり、

+60ポイントで終局。

少ないですが、やっとプラスで終わることが出来ました。

この調子が続くよう、

次回も頑張りたいと思います。

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。