天鳳やってます(51) 

です。

今回も、天鳳で5回打ちました。

成績は、(2),(4),(2),(2),(1)と

悪くはないですが、

イマイチ乗り切れない成績でした…。

ギリギリで、トップを逃すという展開が多いみたいです。

通算成績は以下のとおりです。

  三段 750/ 1200pt R1758

1位率 .270 対戦数    255  和了率.246

2位率 .258 平均得点 +3.83 放銃率.138

3位率 .274 平均順位  2.39 副露率.351

4位率 .196             立直率.196

飛び率 .019

ジリジリとポイントはあがっていますが

まだ先は長そうですね…。

さて、今回は珍しく

無茶苦茶に仕掛けて上手くいった

この局面を紹介したいと思います。

東4局、南家、49700点持ち。

途中で6000オールと8000点をアガり、

この点数です。

もうほぼトップは確定ですが、

2着目が親で、32000点ほど持っています。

まだまだ、油断は出来ません。

ここまで4回打って、2着ばかりだったので

また逆転されてしまうのかとビクビクしています。

長引けば、

逆転されてしまう可能性もありますが…。

こんな配牌が来ました。


あまり良くない配牌です。

西がオタ風なので、

鳴こうと思っても役がありません。

じっくり手を進めようにも形が重く、

アガるのには時間がかかりそうな手格好です。

何とか、平穏に過ぎてくれればいいのですが…




と、思っているところから

いきなり1巡目から親の發ポン。

少々、まずいです。

 

これで親は何でも仕掛けられる形になりました。

どう見ても、

私の手はスピードでは追いつきそうにありません。

モタモタしていたら、

あっという間にアガられてしまいそうです。


すると4巡目、

対子落としの西も鳴かれます。

こ、こんな牌まで鳴かれるとは……。

こうなったらいっそ

他家にアガりを任せるべきか、と思いましたが

それも難しそうです。

2着目が32000点、

3着目が18000点、

4着目が300点という点差で

かけ離れています。

3着目、4着目とも

順位を繰り上げるためには

それなりの手を作らなければならず、

これもまたスピードでは追いつけそうにありません。

「いっそ、

着順の変わらない安上がりをしてくれれば

楽なのに……。」

と毎度都合のいいことを思い浮かべますが、

それも起きそうにありません。

そこで……




なんと、下家から出た

この(6)をポン

このまま黙っていては、親にアガられると思い

強引にアガりに行く戦法です。

打一でタンヤオへ向かいます。

(強引すぎる!)

 

しかし、この(6)ポンは

親への牽制という意味もあります。

このぐらいでは、ひるまないでしょうが

多少はやり辛くなるはずです。




10巡目、親から出た八もポンします。

二つ鳴いてもひどい形ですが、

一応一向聴です。

ドラの6が切りきれず、

頭を五に固定し、打四。




13巡目、対子の4をツモりました。

いつもなら手広くするために打6ですが、

ドラということもあって

何やらきな臭いです。

「…もしこのドラを鳴かれでもしたら、

あっという間にツモられ

逆転されてしまうかもしれない…。」

そんなことがふとよぎり、

ドラを抑え打

抑えたとも言いますが、ひよったとも言えます。

もう、聴牌でもドラは出さない心構えです。

もしこれでドラなど何も関係なく

2でも引こうものなら

最高にカッコ悪いです。

すると……




15巡目、なんと奇跡のような5を引きます。

場を見ると5は2枚切れ、

よく引けたものです。

最終形までださい形ですが、

何はともあれ打4で聴牌。

アタリ牌が出れば一番いいですが、

ここまで来たら親のアガリさえ無ければ

流局でも構いません。

すると……


親から赤(5)が出て、

華麗にロン!

(どこが華麗じゃ~~!)

見事、トップ死守です!

これで、何とか最後の1回は

トップを取ることが出来ました。

………たまには、

勝った局面を紹介しても大丈夫ですよね…?

しかし、見かえして見れば見るほど

ひどい仕掛け方です。

あんな形から、よくアガれたものですね。

本来、こんなひどい仕掛け方をしたら

さらにひどい状況になりますが

今回は運が良かったようです。

 

そして、今見るとドラの6は

(2)と6のシャボ待ちで

本当に当たり牌です。

まさか、そんな形になっているとは思いませんでしたが

恐ろしいものです。

しかも、引いた5は2枚切れどころではなく

本当にラス牌。

後から見てみると、

色々なものをかいくぐった末の

奇跡的なアガりです。

無我夢中の強引仕掛けも

たまには上手く行く、ということですかね…。

(最初から動いてなかったら

こんなにこじれなかったのでは?という説もありますが…。)

さて、今回はラストのトップで何とか+20ポイント。

最近はなんとかマイナスを出さず、

じわじわと増えています。

そろそろドカっと減るかもしれませんが……。

なるべくラスを引かないよう

頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月21日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。