天鳳やってます(91) 

です。

今回も、10回打ちました。

成績は………(2),(3),(1),(1),(3),(2),(1),(1),(2),(1)と、

10回打ってラスが1回ないという好成績でした。

順調すぎるぐらい順調です。

むしろ、反動が来ないか不安なぐらいです。

通算成績は以下の通りです。

  三段 980/ 1200pt R1750

1位率 .285 対戦数    470  和了率.244

2位率 .231 平均得点 +2.83 放銃率.145

3位率 .257 平均順位  2.42 副露率.356

4位率 .225             立直率.181

飛び率 .021

さて、今回は無様な放銃をして

トップを取り損なったこの局面を紹介します。

東3局、36200点持ち、西家。

珍しく、リードしているトップ目という状態です。

現在、2着目が30800点、3着目が24000点、ラス目が9000点です。

ラスになることはなさそうですが、

2着目が拮抗しており、うかうかしていると逆転されそうです。

さらには、3着目が親で、こちらも油断は出来ません。

トップ目ですが、まだまだ安心は出来ないという状態です。

東3局なので、まだ無理に攻める必要はありませんが

出来れば他家にアガられる前に、サッと流して

オーラスを迎えたいところです。

4巡目、私の手牌はこんな形になりました。




どうも手牌が重く、変な形です。

役有りダマテンでサッと流すのが最高ですが、

この手ではそれも難しそうです。

さらに、既に下家が中を鳴いています。

残り9000点しかない下家がいきなり一鳴きということは、

おそらく高得点狙いの鳴きでしょう。

満貫、ハネ満の種が既に揃っているのかも知れません。

捨て牌から見て、ピンズのホンイツでしょうか。

下家にも警戒が必要です。



しかし次順、下家が1をポン。

いきなりピンズのホンイツが否定されてしまいました。

しかしまだドラ有りのトイトイという可能性も十分あります。

引き続き警戒が必要です。

むしろ、安い手でアガってくれればありがたいのですが……。

そして、そこに私は(4)を引いてきました。

一応カンチャンが出来ましたが、

これもあまりいいツモとは言えません。

しかし、ドラ含みのカンチャンと、場にピンズが高いということもあって

ツモ切るわけにも行きません。

しょうがなく、手をほぐすために打九。

すると……




次順、いきなり六ツモ。




さらに、赤五、四萬ツモと

マンズが大量に押し寄せてきます。

あれほど重かった手が、マンズ一通の一向聴になりました。

こうなったら、ドラ含みとはいえ、もうピンズのカンチャンはいりません。

打(2)。



さらに、上家もチーをし、

緊迫した状況となっております。

そこへ、四萬を引いてきました。

本来ならば、打(4)なのですが……。

そうすると、先に(5),(8)を引いた時に

五がフリテンになってしまいます。

なにより、場に異様にピンズが高いです。

どうも、(4)の先切りはしづらい雰囲気です。

仕方なく、打四萬。

聴牌したら、まっすぐ行くつもりです。

しかし、既に場に二萬は2枚切れていて

望み薄ですが……。




さらに、(7)も引きますが

これも気合で押し通します。

というのも、下家の捨て牌に(8)(9)があり、

(4)よりかは、(7)の方が鳴かれなさそうだと思ったからです。

そして、14巡目に上家から(5)が出てきます。

これをチーすれば、一応2000点の役あり聴牌。

これを鳴いて、今通った(7)を切って

聴牌をとるというのも通用しますが……。

「え~い、ここまで来て、2000点で流せるか!

自力で二を引いて、満貫を直撃してやる~!」

もはや、当初の目的を忘れています。

本当なら、鳴いても十分なはずなのですが……

というか、降りていればいいはずなのですが…。

ここに来て、いつもの猪突猛進が復活してしまいました。

そして……




なんと、二を引いて聴牌。

この終盤に来て、待望の聴牌です。

(4)を切れば、待ちは(5)(8)。

場に5枚切れていますが、この状態ならイケるはずです。

さっき切ったばかりの(7)を切れば、安全にテンパイできますが、

カン(5)のみ。

しかも、平和が消えます。

「ここまで来て、そんな腰の引けた聴牌取れるか~~っ!

(当初の目的を……以下略)

と、(4)を勢い良くぶった切ると……。




上家に放銃してしまい2着へと転落してしまいました……。

しかも、待ちはカン(4)。

安全を追って、打(7)としていたら

通っていたという結果です。

上家の手はタンヤオドラドラで、3900。

微差の放銃ですが、この放銃で逆転されてしまいました。

オーラスも粘り及ばず、結局2着のまま終わってしまいました…。

攻めるにしても、変に抑えないで

もう少し早く(4)を出せばよかったですね……。

下家に鳴かれたとしても

(4)ならそこまで高い点数にはならなかったはずです。

怖がるポイントを間違えていますね…。

そもそも、この局面なら

無理に攻める必要もないはずなのですが……。

いつもとは違い、

最後の聴牌時にはダマテンで冷静に構えましたが、

そもそもこの状態で押している以上、全然冷静じゃありません。

やはり、手が良くなると

何も考えずに攻めてしまう性質は治らないみたいですね……。

攻めっけが強すぎるのも、考えものですね。

とはいえ、今回は調子が良く、

+230ポイントで終局。

なんと+200ポイント超えという快挙です。

やっと10回打った効果が現れました。

となると、余計に反動が怖いところですが……。

次回は、-300ポイントになってしまいました、

なんてことにならないように

次回も頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。