天鳳やってます (39)

です。

今回も、天鳳で10回ほど打ちました。

今回の成績は……
(1),(3),(3),(2),(2),(3),(4),(4),(4),(1)と
トップを2回とっているものの、3着4着が多く、
だいぶ凹んでしまった成績でした…。

通算成績は以下の通りです。
二段 690/ 800pt R1626
1位率 .226 対戦数   410  和了率.224
2位率 .273 平均得点 -0.98 放銃率.172
3位率 .263 平均順位  2.50 副露率.319
4位率 .236           立直率.204
飛び率 .017

さて、今回はヤケになって失敗したこの局面を紹介します。

東1局2本場、西家で10200点持ち。

まだ東1局ですが、
親に2連続放銃してしまい、
既に10000点しかありません。

自分一人だけしか凹んでおらず、
かなり不利な状況です。

もう、だいぶヤケになっています。

こうなったら、何がなんでもアガりに行くぞ!と思っていると…

 

 

こんな配牌が来ました。

三対子はあるものの、それ以外の形が悪く
バラバラと言っても良い配牌です。

こんな手で無理にいったら、
アガれるどころかまた放銃に回ってしまいそうです。

かといって、1巡目から降りるわけにも行きません。

こうなったら……

 

 

なんと、1巡目から怒りの赤5切りです。

ちっともアガれないので半ばヤケですが、
狙いがないわけではありません。

これによって、
他家に少しでも変化が起きてくれるのを
期待したいところです。

誰かが鳴いてくれたりしたら、
しめたものです。

とにかく、この状況では
少し変わった攻め方をしたいと思います。

 

 

すると、7巡目
西をツモりこんな形になりました。

だんだんとヤオチュウ牌が集まり、
国士無双みたいな形になってきました。

ですが、場に東が3枚、
發も3枚切れているため、
国士は難しそうです。

こうなったら、思い切って混老頭を狙ってみたいと思います。

まだまだ変わった攻め方を継続しますよ~。

 

 

すると、11巡目この(1)をツモりました。

その前順に西も暗刻になり、
だいぶ整った形になりました。

しかも、かなり高そうな手です。

あれだけボロボロだった配牌が嘘のようです。

やはり、変わった攻め方をして正解でした。

幸い、まだ誰も仕掛けてきません。

これなら、チャンスがありそうです。

しかし…

 

 

12巡目、下家からリーチ。

さらに…。

 

 

次巡、下家からリーチがかかってきてしまいました。

まいりました。

立て続けに2件リーチです。

いくら手が整ってきたとはいえ、
ここで放銃するのは避けたいところです。

ここで放銃してしまったら、
もうほぼラス決定です。

それどころか、最悪飛び終了になってしまいます。

しばらく大人しくしたいと思います。

 

 

すると、直後に九萬をツモり
この形。

混老頭というより、トイトイみたいな形になってきました。

そこへ、対面が打9。

大人しくしている予定でしたが、
こんな牌を見せられたら、我慢できません。

ノータイムで、ポン!

 

 

さらに、その直後下家が打(1)。

これも、続けざまにポン!

またたく間に、混老頭テンパイとなってしまいました。

混老頭トイトイ西で、満貫の手です。

思ったより安くなってしまいましたが、
この状況で満貫なら十分でしょう。

1は3枚切れているので、
南単騎で構えます。

2枚切れの、地獄待ちです。

2件リーチのこの状況なら、
誰かがつかめばアガれるはずです。

さあ、南をつかめ!と思っていると……

 

 

17巡目、この3を引いてきてしまいました。

やばいです。

下家には通っていますが、
上家には危ない牌です。

しかし……。

「このぐらい……
気合で通す!!!」
と気合十分にツモ切ると……

 

 

「………。」

やはり、気合が通らず
上家に放銃してしまいました。

さらに…

 

 

振った3が裏にのり、
メンタンピンドラ3のハネ満です。

わずか東1局で、飛び放銃となってしまいました…。

ひどい結果ですね……。

やはり、押しすぎでしたかね……。

アガることばかり考えて、
つい強打してしまいました。

南を切って、流局でも十分な局面でしたね…。

むしろ、
最初から混老頭狙いなどせずに、
普通に手を進めるべきだったかもしれません。

そうすれば、普通の七対子であっさり
アガれていたでしょう。

何にせよ、危険な状態になったら
退かないと勝てないですね……。

まだまだ、危険察知能力が足りていません。

さて、今回は結果的にマイナスで終わり、
-20ポイントで終局となりました。

三段が遠のきますが、
まだ傷は浅いです。

次回こそ、プラスで終われるよう
頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月14日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。