天鳳やってます (52)

です。

今回も、天鳳で10回打ちました。

今回の成績は……
(2),(1),(3),(4),(4),(1),(4),(3),(1),(4)と、
4着4回の、微妙な成績でした……。

三段になった途端に、調子が悪くなってしまったようです。

通算成績は以下の通りです。
三段 530/ 1200pt R1634
1位率 .237 対戦数   540  和了率.227
2位率 .261 平均得点 -1.04 放銃率.174
3位率 .250 平均順位  2.51 副露率.316
4位率 .251           立直率.200
飛び率 .022

さて、今回は手に固執しすぎて失敗してしまったこの局面を紹介します。

東3局、西家で19200点持ち。

東1局に早速5200を振り込んでしまい、
軽くへこんだ状態です。

ですが、まだ3着目。

ラスは、上家で10800点持ちです。

対して、トップが39800点、2着目が30200点と
上位二人が抜けています。

だいぶ離れていますが、
それでも2着目とは11000点差。

満貫をアガったら、まだチャンスはあります。

親もないので、
ここはアガりを目指してとことん攻めたいところです。

こんな配牌が来ました。

 

 

なんと、既に二面子とドラが2枚あり、
かなりの好配牌です。

これなら、早いだけではなく
高さも期待できそうです。

この手をモノにして、
次局を迎えたいところです。

 

 

すると、赤(5)、6と引き
4巡目にしてタンヤオドラ3の鬼手が入りました。

かなり好調なツモです。

これはもはや、もらったも同然です。

ここまで来たら、カン四萬をビシッっと入れて
メンタンピンドラ3のハネ満の手を入れたいところです。

ここで満貫ではなく、ハネ満をアガったら
オーラスががぜん有利になります。

この点差でも、逆転が不可能ではなくなります。

狙いは、カン四萬一点です。

カン四萬、カン四萬………

 

 

すると、5巡目に下家が打2。

カン四萬カン四萬………ん?
2…?いらないよ、そんなの。
と、この2をスルー。

ですが……。

「いや、待てよ……?
この2を鳴いても、鳴きのタンヤオドラ3で7700点。
この点差なら、それでも十分なのでは…………。」

と今更になって気づきますが、もう後の祭り。

カン四萬に夢中になりすぎて、
この2を見逃してしまいました。

ですが、これでもまだ不利というわけではありません。

願いどおり、カン四萬を引けば
万事解決です。

ですが…。

 

 

ツモれどもツモれども
まったくカン四萬を引きません。

既に場は12巡目です。

そこへ、四萬ではなく赤五萬をツモってきました。

嬉しいと言えば嬉しいのですが
少し残念な気持ちです。

この切羽詰まった状況では、
ストレートにテンパイ出来る牌が欲しいところでした。

そして、ついに……。

 

 

トップ目の下家から、リーチがかかってしまいました。

絶体絶命です。

元からあまり降りるつもりもなかったのですが、
あの2をポンできていれば、
既に和了出来ていたという結果です。

嫌な予感しかしません。

 

 

すると、上家がリーチの現物の打2。

だいぶ予定より遅くなりましたが、
今度は見逃しません。

この2をポンです。

「ククク……これでタンヤオドラ4で8000点だ…。」(300点しか変わりません)
と思いつつ、三萬を切ると……

 

 

この三萬が通らず、
逆に8000点の放銃をしてしまいました……。

やはり、アガり損ねた手牌で押すべきではないですね…。

オーラスも挽回出来ず、
結果、3着で終了してしまいました…。

ひどいミスです。

やはり、あの2は鉄板で鳴くべきでしたね……。

自分の手に目がくらんで、ポンの発声が出せずにいました。

あの2が拾えていれば、
まだ勝ちの目はあったかもしれません。

鳴く前から何を鳴くか決めておかないと、
いざという時に声が出せませんね……。

実戦ならまだしも、
天鳳なので、鳴く時に猶予があるはずなのに
それを見逃してしまうとは……。

まだまだ、甘いです。

さて、今回は不調な回で、
結果-70ポイントで終局。

三段になったばかりだというのに、
不穏な空気です。

次回は、プラスで終われるよう
頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月14日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。