謎です。
今回も、10回ほど打ちました。
成績は、(4),(1),(1),(3),(1),(3),(3),(1),(1),(4)と
10回中5回トップという好成績でした。
しかし、残り5回は3,4着で占めているので
今回も、少しプラス程度です。
通算成績は以下の通りです。
四段 580/ 1200pt R1763
1位率 .291 対戦数 700 和了率.246
2位率 .221 平均得点 +2.97 放銃率.147
3位率 .257 平均順位 2.42 副露率.346
4位率 .230 立直率.187
飛び率 .017
さて、今回は無理に手を進めて失敗したこの局面を紹介します。
東3局、北家、34500点持ち。
現在、トップ目です。
しかし、2着目が33300点持ちと微差。
しかも、親です。
ギリギリトップ目を維持してきましたが、
この僅差で親にアガられたら、
もうトップを逆転するのは難しいでしょう。
ここは、なんとかこの親を流したいところです。
こんな配牌が来ました。
ちょうど良いところに、北が対子で重なりました。
これなら、もう役牌の北のみで流す一手です。
普通の役牌よりかは、北は格段に出やすいはずです。
しかし、4巡たっても
まるで北が出てくる気配がありません。
そうこうしているうちに、
対子になっていて鳴ける7が対面から出ました。
焦っているのか…
「え~い、もう我慢出来ん。
どうせ鳴くつもりなんだ、7から仕掛ける!」
と、7をポン。
しかし、これにも少々考えがあります。
というより、9ならまだ仕掛けないつもりでした。
7を仕掛けたのは、9ポンならともかく、7ポンなら
タンヤオに見えるはず、という理由です。
この仕掛けなら、まだ警戒されることなく北が出てくるはずです。
すると…
「あっ、あれ?」
いずれ切る予定だった、辺張の三が上家から出ます。
本当なら、スルーでも良さそうなのですが……。
「え~い、一つ鳴いたらもう全部同じだ!!
この際何でも行っちまえ~~~!」
と、チー!
せっかくタンヤオ仕掛けっぽかったのに
これでもうどう見ても役牌の後付けになってしまいました。
しかも、何故か赤(5)(6)落としです。
自分のことながら、行動が謎です。
ついには、対面からリーチが入ってしまいました。
対面は2万点離れてるラス目なので、
よほどのことがない限り逆転はなさそうですが
それでも振り込むのは避けたいところです。
しかし、一向に北は出てきません。
そうしているうちに……
今度は、上家からリーチがかかってしまいました。
絶対絶命です。
対面のリーチに引いてしまった四萬のせいで、
余計に押しづらいです。
しかし、降りる牌もありません。
比較的安全そうなのは北の対子ですが、
ここまで北が出てこない以上、
どちらかが北のシャボ待ちでもおかしくありません。
そして、上家のリーチ宣言牌が九。
こうなったら、もう私の考えることなんて一つしかありません。
「え~い、ここまで鳴いて、いまさら降りれるか!!
降りるために仕掛けたわけじゃない!
九萬を鳴いて、勝負だ~~!」
なんと、危険牌の四萬を押してまで三副露のベタ攻めです。
後ろに行けない以上、前に出るしかないという発想ですが
むしろ自分で後ろ道を塞いでいます。
結果は……。
もちろん通らず、上家に8000点の放銃をしてしまいました…。
毎度のことながら、ヘボヘボです。
トップ目だったのに、わざわざ三副露して振り込みです。
これで、トップから陥落し、
26500点の3着目まで落ち込んでしまいました…。
やっぱり、どう考えてもやり過ぎですね…。
北の持ち持ちかと思いましたが、
今見ると北は2枚とも山です。
どうも変なことを考えすぎてしまいました。
そもそも、北で降りてもし放銃しても、
よほどのことがない限り点数は安いはずです。
無駄に危険牌を強打する必要はありませんでしたね…。
焦ると、ろくなことを考えません。
ちなみに、この回が最後どうなったかと言うと……。
オーラス、何故か逆転の手が入り、
あっさりと逆転することが出来ました。(あれれ??)
そんな馬鹿な、と言いたい所ですが、
運が良かったですね…。
あんなひどい放銃をしても、
結局トップを取ってしまうなんて……。
麻雀とは、不思議なゲームです。
さて、今回は運が良かったのか、
10回中5回トップという好成績。
結局、+80で終局です。
一時はひどいことになっていたレートも、R1763までアガり
段々とR1800に近づいてきました。
次回も、この調子で頑張りたいと思います。