天鳳やってます (82)

です。

今回も、天鳳で10回東風戦を打ちました。

今回の成績は……
(1),(2),(1),(4),(3),(1),(1),(2),(1),(3)と、
トップ5回ラス1回と
かなりの好成績でした。

今までの不調が嘘のように、
ぐんぐん成績が伸びていっています。

通算成績は以下の通りです。
三段 780/ 1200pt R1716
1位率 .253 対戦数   840  和了率.227
2位率 .239 平均得点 -0.32 放銃率.169
3位率 .255 平均順位  2.50 副露率.311
4位率 .251           立直率.203
飛び率 .028

さて、今回は無茶仕掛けをして何とかなったこの局面を紹介します。

東1局一本場、25000点持ちで南家。

東1局にいきなり親が18000点をアガり、
既に43000点持ちの大トップ目。

下家は、残り7000点しかありません。

このままでは、東1局で終わりかねません。

なんとしても、この親を流したいところです。

こんな配牌が来ました。

一面子に役牌の白があり、
親を流すには最適の配牌です。

あとは、この白が鳴ければ良いのですが……。

すると、なんと一巡目から親がオタ風の西をポン。

また何か狙っているのでしょうか。

捨て牌を見ると、第一打から四萬を切っています。

ホンイツか、トイトイ狙いでしょうか。

ここでアガられたら、
もうトップは決定してしまいます。

こうなったら……。

捨てられた(9)を、チー!!

親がそうくるなら、こちらも黙っていられません。

かなり遠いですが、ホンイツ仕掛けで
親を牽制したいと思います。

とはいえ、あまり本気で狙うつもりはありません。

(4)がドラですし、
この鳴きで少しでもプレッシャーを与えたいと思います。

しかし、ブラフがバレているのか
牽制むなしく(4)や中を切られ
かなり真っ直ぐ来られています。

その(4)をチーしたいところなのですが、
あいにく私の手は全然整っておらず、
8巡目にようやくこの(8)を引きました。

かなり遠いところから鳴いたので仕方ないですが、
まだテンパイとは程遠い形です。

とりあえず、北切り。

すると、この北も親がポン。

「ゲッ……。ま、まさか小四喜か……?」
と一瞬思いましたが、その直後南切り。

とりあえず、小四喜は無さそうです。

しかし、危険なことには変わりません。

捨て牌から見ても、やはりソーズ狙いのようです。

二鳴きしているので、
もうテンパイしていてもおかしくありません。

どうにかならないかと思っていると……

11巡目、親が打(9)。

まったくひるむ気配がありません。

「な、なめやがって……これもチーだ!!
と怒りの(9)チーです。

ブラフのつもりだったのに、
いつの間にか本気になってしまいました。

一応これで打(1)で3900のテンパイですが……。

「こんな安い手で、テンパイを取れるか~~!
と、なんとここで白切りです。

ここまで来たら、とことん行くしかありません。

親との点差が18000点もある以上、
安手では仕方ありません。

ここから、チンイツを狙いたいと思います。

かなり無謀ですが、
アガれればチャンスはあります。

しかし……

「ウゲッ……。」

やりすぎた罰なのか、
下家からリーチがかかってしまいました。

片やホンイツ、片やリーチと
絶体絶命です。

点数の少ない下家に振り込めば、
まだチャンスは残されていますが、
親に振り込めばほぼ終わりです。

ここは、せめて親に振らないようにしたいところですが……。

16巡目、
幸か不幸か(3)をツモってきてしまい
テンパイしてしまいました。

というか、白を落としていなければ
既にツモアガっていた手牌です。

アガり逃ししている以上、
あまり無理しない方が良いのですが……。

「おらーーー!!」

ここまで来たら、もう引くことは出来ません。

親に対してもリーチに対しても
超危険牌の4です。

手の魅力にやられてしまいました。

しかし、なんとか無事この超危険牌が通りました。

かなり遠回りしましたが、
これでようやくテンパイ。

(1)(4)待ちで、どちらが出てもハネ満確定です。

しかし、もう16巡目。

テンパイしたのはいいですが、
このまま流局か……と思っていると…

なんと、流局間際親から(1)が出て、
奇跡的にアガることが出来ました。

下家から出れば2着で終了でしたが、
一番良いところから出て
トップ逆転です。

この後も調子良く手が進み、
結果的にトップで終われることが出来ました。

運が良かったですね……。

今見ると、親はソーズの染め手でしたが
發を引かされて、降りていたようです。

見ると、下家のリーチは本当に
5と發のシャボ。

4万点もあるのだから、
無理をする必要はないのは当然ですが、
結果的に無茶鳴きして正解でしたね……。

というか、むしろ私は無茶しすぎですが……。

一発で發を掴まされて、
ハネ満放銃、とならなくて良かったですね……。

運が良かったです。

さて、今回も前回に引き続き調子が良く、
+170ポイントと大きく勝てることが出来ました。

レートもようやくR1700を超え、
このままの調子で行けば、
四段到達時にR1800になれそうです。

次回も、この調子で頑張りたいと思います。

投稿日:


  1. 匿名 より:

    うまくいきましたね。
    でも下家のリーチですが5切ってるのでフリテンですね。

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。