天鳳やってます(113)

です。

今回も、10回ほど打ちました。

成績は………

(4),(3),(1),(1),(2),(4),(2),(1),(3),(2)と

なんとか微増し程度にはなっていますが、

あまり勝ち切れない微妙な成績でした…。

通算成績は以下の通りです。

  四段 500/ 1200pt R1753

1位率 .288 対戦数    690  和了率.245

2位率 .224 平均得点 +2.88 放銃率.147

3位率 .256 平均順位  2.42 副露率.345

4位率 .230             立直率.188

飛び率 .017

さて、今回は手を作ろうとして失敗したこの局面を紹介します。

東1局一本場、25000点持ちの北家。

まだ始まったばかりの東1局ですが、

前局に親が18000点を和了し、既に43000点持ちの大トップ目。

開始早々、トップが決まってしまったかもしれません。

しかも、上家は残り7000点です。

私はラス親がありますが、

7000点の上家を飛ばさないようにトップを取るというのも

大分難しい話です。

仕方ありません。

ここは、いさぎよく2着を狙いに行きたいと思います。

一応トップも目指したいところですが、

相当良い手が来ないと難しいでしょう。

すると、こんな配牌が来ました。



なんと、いきなりマンズが8枚と

(やや)多めに入っています。

こうなったら、もう私の考えることなんて一つです。

「よ~し、こうなったら、萬子のチンイツを狙って

一気にまくってやる!」

そう、狙うはチンイツ。

いきなり逆転狙いです。

チンイツをするのには8枚は微妙に少ない気もしますが、

もう関係ありません。

萬子の波が来ると信じて、突っ走るのみです。

とりあえず、打8。

すると……



「あ……アララ?」

3巡目、ドラの(7)を引いてしまいます。

8を切ったばかりだというのに、9も来るし、

なんだかあまり波に乗れていません。



「………。」

5巡目、この7ツモで

ついには一面子ミスってしまいました。

萬子の波などちっとも来ません。

それどころか、むしろチンイツにこだわらなければ

789の三色の一向聴になっていました。

これは、早くもやらかしてしまったかもしれません…。

しかし、もう8は切ってしまった後。

無理やりにでも、チンイツを作るほかありません。



12巡目、やっと私はこの形になりました。

相当順目が過ぎましたが、

どうやら、他家の手も遅いようで

ここまで来ても誰もリーチをせず、仕掛けもありません。

これは、チャンスかもしれません。

まだ誰も来ないなら、

この激遅の手も意外となんとかなるかもしれません。

萬子を切れば一向聴になりますが、

最初からチンイツ狙いで行った以上、

今更変えることなんて出来ません。

打9の対子落としです。



すると、13巡目、下家の親が7をチー。

ソーズの染め手にも見えませんし、

この順目に789を鳴くということは、

おそらく形テン狙いでしょう。

そして、私は四萬を引きます。

さらに、下家の鳴きが良かったのか、

この終盤に来てどんどん好牌が押し寄せてきます。



ついには、16巡目、

この五萬を引いてこの形になりました。(遅すぎる!)

しかし、これでもまだ聴牌ではありません。

微妙にわかりづらいですが、まだ一向聴です。

とりあえず、打(7)。



すると、対面がポン。

そして、上家が打六萬です。

鳴いて聴牌出来る牌ですが、

ここまで門前で来た以上、少し迷いました。

しかし、もう16巡目。

 

次も好牌を引くとは限りません。

仕方なく、チー。

なんだか、またわかりにくくなりましたが

これで、三四待ちの聴牌(のはず)です。



そして、続く(4)も下家にチーされます。

これで、確実に聴牌でしょうか。

あの鳴きなら、もうほとんど形テンで間違いないでしょう。

もうツモが無い以上、連荘狙いで親の形テンも納得です。

私の手もなんとか聴牌はしましたが、

これで流局か、と思っていると…。



「!?」

なんと、最後の最後に上家が放銃です。

しかも、形テンどころかよく見ると789の三色。

うまくやられました。

これで、ホウテイ三色ドラ1で5800点。

結局、その後追い込まれた上家が飛んでしまい、

私はこの回三着のままで終わってしまいました……。

う~ん、私の余計な動きで

放銃させた気がしてなりません……。

今見ると、ハイテイ時に上家は

タンピン三色でテンパっており、

これなら放銃してしまうのも無理はありません。

しかし、私が無理にチンイツを狙わなければ

親のアガりもなかったかもしれません。

というか、よく見ると、他家の手に萬子がふんだんに使われており、

私の手は一向聴の時点で、

なんと二萬が山に2枚のみ。

むしろ、よくこの形の一向聴にまで持ってこれましたね…。

すさまじいツモ運です。

結果的に鳴くのが正解だったかもしれませんが、

そのせいでまさかのホウテイ和了が成立してしまいました。

許してください。

ていうか、最初からチンイツなんて狙うなという話かもしれませんけどね…。

さて、今回は一着と二着を3回ずつとり、

ちょっとプラスの+30ほどで終局となりました。

まだ地道に上昇していますよ~。

これからもこの調子で頑張りたいと思います。

投稿日:

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押川雲太朗の万事いい加減

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上野浅草御徒町

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。