天鳳やってます(107) 

です。

今回も、10回打ちました。

成績は…………

(4),(2),(1),(1),(3),(3),(3),(2),(1),(3)と

またも3着だらけの成績でした。

ですが、ラスは1回しか取ってないので

地道に成績は上がりつつあります。

通算成績は以下のとおりです

  四段 420/ 1200pt R1734

1位率 .284 対戦数    630  和了率.244

2位率 .226 平均得点 +2.66 放銃率.148

3位率 .258 平均順位  2.43 副露率.349

4位率 .230             立直率.186

飛び率 .017

さて、今回は大物手が衝突した

この1局を紹介したいとおもいます。

東2局一本場、25500点持ちの西家。

前局に流局となり、まだ誰もアガっていない状態での東2局です。

トップ目でも26500点、3,4着も23500点持ちと

まだまだ始まったばかりです。

私は、前局にリーチを打って1000点だけマイナスの2着目。

リーチ棒を取り返す意味でも、ここで軽くアガりたいところです。

こんな配牌が来ました。



なんと、既に配牌が対子が4つ、役牌が二つあり

しかも第一ツモでドラの八萬の対子がいきなり重なります。

こうなったら、もう迷うことなんて何もありません。

混一色一直線です!




5巡目、下家が5をポン、

さらに上家も赤五萬をチーします。

しかも下家の捨て牌を見ると

ソーズの混一色までありそうな捨て牌です。

はからずも染め手同士の対決でしょうか。

一応、注意が必要です。



9巡目、やっと役牌の中が鳴けたのはいいのですが

五萬が入ったぐらいで、どうも手の進みが遅いです。

鳴いて手を進めようにも、あまりマンズが出てきません。

少々焦りが出てきました。




すると、10巡目対面から一萬が出ます。

これを鳴くと、少々不安定な形になるのですが仕方ありません。

焦っていることもあってか、スピード重視で仕掛けます。

これでなんとか一向聴。

しかし…



12巡目、ついに対面からリーチがかかってしまいました。

親リーチなので、できるだけ放銃は避けたいところなのですが

どうもなんだか変な捨て牌です。

5や赤五も切っており、ソーズマンズは無視といった捨て牌です。

しかも、リーチ。

まさか、メンホンリーチかもしれません。

考えすぎかもしれませんが、一応注意が必要です。




しかし、次順下家がいきなり「カン!」

親のリーチに対して暗槓とは。

無謀なのか、よほど良い手なのか、すごいことをします。

(多分私も中を引いたら余裕で加槓します。)

さらに……



17巡目、対面の親も暗槓です。

もう、大混乱です。

これで、リーチにアガられたらどうなることかわかりません。

しかし、もう17順目、流局間近です。

私の手はというと、あれからまったく進まず、一向聴で

手がとまってしまいました。

なんとか、何も起きず流局になってくれと願うのですが……。



18巡目、ドラの八萬を引いて聴牌してしまいました。

「(6)カンなら(9)がアタることもないだろう。」

と安易な考え方で打(9)。

ほとんど待ち牌はありませんが、一応聴牌だけでも取っておきます。

この(9)はなんとか通りました。

そして、続く下家がツモ切りで打發。

「ん?…?」

發は、こんな深い順目になっても場に1枚も出ていない生牌。

なんだか、嫌な予感がします。

すると………。


やはり、嫌な予感が的中し、親のメンホンに下家が放銃です。

なんとも、ゴツい手です。

東2局で、いきなり断トツが出てしまったか、と思っていると……



なんと、裏ドラがごっそり乗ります。

乗る前までは12000だったのに、

發や(8)がモロ乗りで、ドラ5。

なんと、親倍満です。

「お、親倍満!?」

しかも、断トツどころの話ではありません。

下家の持ち点は23500点。

親倍満は、24000点で

なんと、2局目にして早くもトビです。

「あ、危なかった……。」

危うく、放銃するところでした。

しかも、私の手にあった東はずっと持ち持ちで

もし、安牌に苦しんで対子落としをしていたら

放銃していた、という結果でした。

この下家の放銃により、いきなり終局です。

微差で2着だった私は、そのまま2着で終了。

運が良かったのか、悪かったのか

いまいちわからないですね……。

結局、みんな染め手の勝負でした。

私の手の一、四萬待ちは

一萬は純カラ、四萬も場に3枚切れで、

残る1枚も上家の手の中です。

下家の待ちの1,8はのこり1枚ずつで、1枚は上家の手の中。

対面の東、發待ちも私の手に2枚、

上家の手の中に1枚と

今見ると非常に切羽詰まった対局です。

しかし、上家がすごいです。

ここに来て、三者の当たり牌を全部持っているとは……。

三人の染め手では、降りるのも大変なはずです。

それに比べて、私は何も考えず

リーチ一発目にスジの(2)を切ったり、(9)を切ったりしています。

シャボ待ちに放銃することも十分ありえたはずなのですが……。

やっぱり、運が良かったんですかね……?

さて、今回は比較的ラスが少なく

結果、+80で終局。

少しずつ、回復の兆しが見えますが

これがどう転がるかわかりません。

次回も、この調子で頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月11日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。