天鳳やってます(129)

です。

今回も、天鳳で10回打ちました。

今回の成績は…。

(2),(1),(4),(2),(3),(4),(3),(1),(3),(2)と

またも中途半端な成績で終わってしまいました…。

トップ2回、ラスも2回なので

ほとんど成績が変わらないという結果です。

通算成績は以下の通りです。

 三段 680/ 1200pt R1714

1位率 .284 対戦数    850  和了率.245

2位率 .223 平均得点 +2.44 放銃率.154

3位率 .254 平均順位  2.44 副露率.341

4位率 .237             立直率.194

飛び率 .020

さて、今回は欲をかいて失敗したこの局面を紹介します。

東3局、西家、17300点持ち。

東1局にいきなり7700点を振り込んでしまい、

早くもラス目です。

しかも、もう親はありません。

トップ目は、32700点持ち。

なんとかトップを挽回するために、

少しでも高い手をアガりたいところです。



2巡目、私の手はこんな形になりました。

少しでも高い手を作ろうとあせっているため、

タンヤオを目指して(1)切りです。

すると、早くもトップ目の対面が(1)をポン。

自信満々で仕掛けてきます。

なんだか嫌な予感がします。



さらに、4巡目西もポンです。

捨て牌から見ても、ホンイツトイトイの仕掛けでしょうか。

ある意味、早めにピンズを捨てたのは正解だったかもしれません。

親のホンイツだからといって、降りるわけには行きません。

玉砕覚悟で、この手で突っ込みたいと思います。

すると……。



次順、上家から出た南もポンされます。

「………。」

早くも親は三フーロです。

もう、テンパっていてもなんらおかしくありません。

玉砕覚悟で突っ込むと行っても、こうも早く三フーロされると

少しげんなりしてしまいます。

しかし、親が鳴きを続ける中、

私の手は中々いい形に仕上がってきました。

ドラは絡みませんが、これならメンタンピンで押せそうです。

(4)、5なんかが入ったら

三色も狙えそうな良い手です。

あとは、引き続き有効牌を引くだけ、

と思っていると…。



6巡目、何気なしに置いておいた發が重なって、この形です。

あまり期待していないところが重なってしまいました。

とりあえず、打八。


 

さらに次順、この(7)を引きます。

 

やっとテンパイしましたが、發引きのおかげで

タンヤオも平和も消えて、これではリーチ發の2600点です。

しかも、対面が3を切っているので

待ちは發のみという状況。

とても、トップを逆転出来る手ではありません。

仕方ありません。

ここは、發の対子落としで一向聴に戻します。

なんとか6の周りにくっついて、

両面のメンタンピンリーチと行きたいところです。

しかし……。



「あっ…。」

なんと、この發はホンイツトイトイの親がポン。

やってしまいました。

いつもの癖で、手が良くなるとすぐ調子に乗ってしまいます。

とうとう、親は四フーロして裸単騎。

しかも、4回中3回も私が鳴かしているという大失態。

しかし、これは逆にチャンスでもあります。

裸単騎ということは、攻めてこられたら

守ることも出来ないということです。

これでリーチをかけたら、敵は降りることも出来ません。

トップ目の親から出るなら

願ってもないチャンスです。

この手でリーチをかけて、

鳴きまくる親を成敗してみせます!

そして……



12巡目、(7)を引いてテンパイ。

結局6の周りにはくっつきませんでしたが、

高め一盃口のメンタンピンなら十分です。

少々時間はかかりましたが、

いざ、これで勝負!

と勇んでリーチすると……



「ん?フリテンだ…。」

あっ、あれ?

またやってしまいました。

実は、(8)を引いたのはいいものの、

既に捨て牌に(9)が置いてあるため

「いらん!」とツモ切りしていたのです。

早くリーチしたいがために、焦ってしまいました。

しかし、これでもアガれないというわけではありません。

案外、次順のツモにうっかり赤(5)なんかいたりして……。



などという都合のいいことは起きるわけもなく、

引いてきたのは場に2枚切れの白。

普段なら、場に2枚切れの字牌なんて超安牌ですが、

この状況では少し不安です。

「ま、まさかなー…。」

と思ってツモ切ると…



「ぎゃーッ!!」

なんと、この白が見事放銃。

それどころか、なんとこの手混老頭もついて、

トイトイホンイツ混老頭發で

親のハネ満、18000点です。

ということは、16300点しかない私は

この放銃で飛びです。

逆転するどころか、逆に成敗されてしまいました…。

 

現実は厳しいです。

 

 

やはり、落ち目の時はムリに高い手を狙わずに、

最初のテンパイ時にリーチしておくべきでしたかね…。

 

点棒がなくなると、すぐに高い手を狙ってしまいます。

 

悪い癖ですね…。

 

發は対面の手の中にも2枚あるため、

アガることは出来ませんでしたが

少なくとも親も簡単にはアガれなくなっていたはずです。

 

そもそもトップ逆転を狙わずに

ラス抜けを目指す発想もあるのですが、

追い込まれるとそんな発想が出てきません。

 

まだまだ、柔軟性がたりませんね…。

 

 

さて、今回はメリハリのない成績で

結局、+10ポイントで終局です。

 

減ることはありませんが、こうちびちびと増えるのでは

いつ四段になれるのかわかったものではありません。

 

ポイントを稼げるよう、次回も頑張りたいと思います。

 

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。