天鳳やってます(132)

です。

今回も、天鳳で10回打ちました。

今回の成績は……。

(4),(2),(2),(4),(2),(3),(4),(2),(4),(2)と

3着、4着ばかりの見るも無残な成績でした…。

しかも、1着は1回も取れていません。

前回の好調が嘘のようです。

通算成績は以下の通りです。

 三段 590/ 1200pt R1704

1位率 .280 対戦数    880  和了率.243

2位率 .228 平均得点 +2.24 放銃率.157

3位率 .252 平均順位  2.44 副露率.340

4位率 .238             立直率.194

飛び率 .022

さて、今回は、欲をかいて失敗したこの局面を紹介します。

東2局一本場、13100点持ちの南家。

満貫を放銃した後に4000オールをツモられ、

早くもダンラス目です。

トップ目は、44700点持ちの上家。

この点差を逆転するのは難しそうですが、

幸い、まだ親が残っています。

出来れば高い手をアガって、

少しでも点差を縮めたいところです。

こんな配牌が来ました。



「!」

なんと、早速789の三色が見える好配牌。

しかも1巡目のツモからカン八萬がサクっと入ります。

これなら、もう貰ったも同然です。

この三色を軽くアガって、親番を迎えたいと思います。



そして、3巡目に9、4巡目に六と引き

早くも一向聴になりました。

しかし、なんだか微妙にツモがズレています。

六萬引きのおかげで678の三色の可能性も出てきましたが

9が頭のこの形では、三色にはなり辛そうで

どうにも窮屈です。

もちろん、このまま6を引けば即リーなのですが…。



すると次順、8ツモです。

嬉しいような、嬉しくないような。

678か789の三色を追うなら赤5切りですが…。

何を血迷ったのか、ここで私はを切ってしまいました。

出来ることなら赤を使い切りたいという欲が

邪魔をしてしまったようです。

しかし、これにも一応考えがあります。

赤を切った場合、上手く三色になるならいいのですが、

安目だと、最悪2000点にしかなりません。

赤を上手く使いきれば、満貫、ハネ満級の手になります。

しかし、この形で赤を使いきって三色というと、

もう、5ツモぐらいしかないのですが……。


かなり無謀です。

赤に惑わされて、最善手を見失っています。

そして……



7順目、この(6)引きでテンパイ。

早くもテンパイしたのはいいのですが、

相当ひどい形になってしまいました。

この形では、どういうテンパイにとっても三色にはなりません。

まっすぐ赤5を切っていれば、

69待ちの高め三色テンパイになっていたのですが…。

これでは、赤5を切っての六九待ちだとリーチのみの1300点。

アガっても、微妙です。

かと言って、流石に赤5の単騎でリーチする勇気もありません。

仕方ありません。

ここは、打九萬で赤5ダマに構えます。

最善策を選んだつもりですが、

結局、役なしダマテン赤5単騎待ちという

わけのわからないテンパイになってしまいました。

 

手変わりを待ちたいところですが、

主な手変わりは6引きぐらいです。

 

なんだか、だんだんおかしくなってきました。

すると…



「!」

12巡目、もちろん手変わりもないまま

この5を引き和了ってしまいました。

ツモ赤1で500、1000のツモアガリです。

しかし、あれだけ手をこねくり回して、2000点とは

どうにも不満です。

そして、手を見ている内にある閃きが…。

迷いに迷って…



なんと、9を切ってのフリテンリーチです。

いよいよ、完全におかしくなってまいりました。

下家がドラをポンしている以上、

本来ならアガるべきなのですが

欲にとらわれて正常な判断が出来ていません。

しかも、もう12巡目。

幸いにもまだ他家の仕掛けはほとんどありませんが、

すぐに誰かからリーチが来てもおかしくありません。

 

この状況では、一巡のロスが命取りです。

しかし、もし万が一この手を6でツモアガることが出来たなら、

一気に点棒状況がひっくり返ります。

リーチツモタンヤオ三色ドラ1で、

会心のハネ満のツモアガリです。

何より、敵に与えるショックは絶大です。

もしアガることが出来たなら、一気にトップを狙うことも出来る

超力技なリーチです。

自分のツモに6がいてくれと力強く願うのですが…



ギニャー!!」

結局、最後の最後まで6はおらず、

18巡目、4を引いて、逆にダブロンを食らってしまいました……。

当たり前といえば、当たり前の結果ですね……。

しかも、下家がタンヤオドラ5の12000、

上家がタンヤオのみの2000点で、

12100点しかない私は、無事に飛び終了してしまいました…。

ひどい有様です。

ハネ満をアガるどころか、

逆にハネ満+2000に振り込んでしまいました…。

さすがに、調子にのりすぎましたかね…。

最悪の結果になってしまいました。

途中、何度も回避する道はあったのに、

それでも強引に三色を求め、

ついにはハコテンというひどい結果です…。

オーラスでもないのに、強引に高い手を作らずとも

サクッとアガって親を迎えるという手もあるのに、

どうも柔軟性に欠けています。

麻雀は、アガれるときにアガっておかないと

ひどい結果になるということですね…。

一つ、勉強になりました。(今更?)

さて、今回はそんなぬるい麻雀ばかりでトップもなく、

結果、-ポイントというひどい成績でした。

好成績をとっては、また不調になるという繰り返しです。

う~ん、この負のスパイラルから抜け出せる日は来るのか。

次回こそ、マイナスを抑えられるよう頑張りたいと思います。

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。