天鳳やってます(14)   

です。

今回も5回打ちました。

成績は(3)、(2)、(3)、(4)、(4)というひどい結果で

ついに1回もトップをとれない回になってしまいました。

(過去の成績を見直してみたところ、

必ず1回はトップをとれていたようです…。)

通算成績は以下の通りです。

  2級 10 / 100pt R1617

1位率 .242 対戦数    70  和了率.257

2位率 .271 平均得点 +3.20 放銃率.146

3位率 .328 平均順位  2.40 副露率.373

4位率 .157             立直率.219

飛び率 .014

ラス、3着と続いたため

レートも大きく下がってしまい

ついにはまたR1500台に戻りそうな勢いです。

特上卓に座るには

まだまだ時間がかかりそうです…。

 

さて、今回はこの局面です。

起親だったのですが、

下家に平和ドラ1の2000点で軽く蹴られた

東2局、北家、原点です。

トップ目の南家がアガった勢いで(2)をポンします。

その直後、絶好のペン(3)を引いて平和のみの聴牌。

しかし、僕はここでリーチをしませんでした。

後ろからまた余計な先生の一言が入ります。

「あれー、リーチしないんだ。」

そうなんです。

僕は、ドラのない平和のみはリーチしないことにしているんです。

これ、実は昔

片山まさゆき先生の「オバカミーコ」で読んで

教わったことなのです。

波溜がミーコに

「ドラのない平和のみはリーチをするな

ただしドラが1個あったらリーチだ。」

と言っていました。

僕はこれを読んで

「ほほー!なるほど!

これはためになる。」

と思い

今まで実践したわけなのです。

まあ、ハッキリ言って片山先生に比べれば

押川雲太朗なんて格下の格下ですから

こんな奴のいうことを聞く必要はありません。

(言わされてるんです。ホントに。)

結果は、ダマテンにしたおかげで

対面がすんなり当たり牌を打って

単独2着に浮上しました。


押川雲太朗より

片山先生より格下の格下ということには

異存は無いんですが

あなたは片山先生のありがたいお言葉の意味

ちゃんと理解していません。

「平和のみをリーチするな」の意味は

あまりにも期待値が低いという意味です。

平たく言うと、損なリーチだということです。

しかしこれも状況により、そうとはいえない場合もあります。

平和のみをリーチしないことは良いことですし

ここでも間違いとは言い切れません。

ただし、状況を考えて欲しいのです。

片山先生も

どんな状況においても「ドラなしの平和はリーチしない」、と

言っているわけではありません。

この場合、親が流され

トップ目に仕掛けが入っています。

しかもこれはミーコが打っている競技麻雀の東南戦ではなく

天鳳なのです。

東風戦で1回しかアガれないかもしれない麻雀なのに

アガって2着にしかなれないダマテンに構えるのは

いかがなものかと思います。

大体、必要のないときにもリーチするくせに…。

戦術書などには、

もちろん正しいことが書いてあります。

しかし、その意味を理解し

状況を加味しなければ役に立たない

といういい例だと思います。

投稿日:2018年9月21日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。