天鳳やってます(48)

です。

 

今回も5回うち、

成績は(3),(2),(3),(4),(3)と

イマイチパッとしない成績でした。

三段になって、

出だしからつまづいてしまったようです…。

通算成績は以下のとおりです。

  三段 600/ 1200pt R1714

1位率 .266 対戦数    240  和了率.25

2位率 .254 平均得点 +3.24 放銃率.139

3位率 .279 平均順位  2.41 副露率.359

4位率 .200             立直率.188

飛び率 .020

成績の伸びも悪く、

3位率が一番多い状態です。

さて、今回はひよって失敗した

この局面を紹介します。

オーラス、西家、31000点。

途中でハネ満をアガリ

現在オーラスでトップという状態です。

しかし、2着目が親で

点差が5100点差です。

まだまだ油断は出来ません。

軽い手で流せればいいのですが……。

こんな配牌が来ました。


マンズは多いですが、

バラバラで重い形です。

ギリギリ、一通の形は見えますが

それも遠く難しそうです。

 

ツモに期待したいところですが…




4巡目、3対子となる9を引きました。

ここで私は、

今の段階では手牌がバラバラで

面子手では厳しいと思い

思い切って、七対子に向かってみました。

場合によっては、トイトイも有りという考えです。

打五。



すると7巡目、

立て続けに(4)、3と対子が重なり

一向聴になりました。

運良く狙い通りになりましたが、

ここから聴牌するのも

時間がかかりそうです。

さらに、途中で親に白のポンが入り、

状況は悪くなりつつあります。

 

2着目が向かってくると、

こちらも攻めざるを得ません。

しかし、七対子では分が悪く、

すぐにアガられてしまうのではないかと、

ビクビクしています。

すると…




ラス目の下家から、

起死回生のリーチが入りました。

逆転の手か、ラス抜け狙いのリーチかわかりませんが

いいタイミングです。

下家とは12600点差、

私が放銃しなければ、

満貫ツモでもトップです。

誰かが突っ張って放銃してくれれば

恐らく私はトップに立ちます。

これで、降りるという選択肢も出てきました。

(もっとも、誰かが放銃するのを待って

降りる、というのは

とても後ろ向きな考えかもしれませんが…。)

もちろん、ある程度は押すつもりですが

この手では聴牌さえ難しいかもしれません…。

すると…




2巡後、切れずに置いていた2枚切れの(1)が重なり

奇跡的に聴牌。

あとは、ニか7、どちらを切るかですが…

ソーズは、1枚も切れていません。

マンズは、早い段階で六が捨ててあり、

まだ、こちらの方が通りそうです。

打ニで聴牌にとります。

降りようにも、せいぜい筋の三ぐらいしか無く、

向かうしかありません。

しかし、この7単騎も

とてもアガれるものではありません。

あのリーチに7は誰も出さないでしょうし、

山から引けそうにもありません。

アガるためには、

待ち変えをしないといけないのですが…

それも、7が当たるかもしれない、と思うと

怖くて出来ません。

聴牌したからには、突っ張りたいのですが…

すると…


危険牌の(5)を引きました。

途中、八や2など、

際どいところは何とか通しましたが、

それも確証があるわけでもなく、

(文字通り)目をつぶって切っただけです。

そこへ、引いてきたのが(5)。

この(5)は、下家だけではなく

2つ鳴いた上家、白を鳴いた親にも危険で

場にもピンズは少なめです。

「…何とか2牌は通したけど、

これを切ったら今度こそ当たるかもしれない……。

そう思ってしまいました。

心が弱い判断に流されてしまい、

もう突っ張れず、打9で降り。

大丈夫です、

きっとこのどちらかが当たりなのでしょう。

そう自分を言い聞かせていると……


親のポンと共に、が出てきました。

あの(5)を通していれば、

アガっていた7です。


そして、結果は流局。

しかも、下家の待ちは(5)でもなく、

一、四萬です。

危険でも何でもありませんでした。

完全に、ひよったという結果になります。

勝負は次局へ流れましたが、

結局最後に対面にアガられ

私は2着になってしまいました……。

やはり、この局が最後のチャンスでした。

思い切って、通していればアガれたのですが…。

しかし、あの状況で(5)を強打するのは……

何度も、あのような状況で強打して

放銃することを思い出してしまったため、

ビクビクして切ることが出来ませんでした。

恐怖心に、負けてしまいました。

何度も言われていた

「降りるな」という言葉が

今になってわかったような気がします。

どうやら、その精神を忘れていたようです。

しかし、その精神だけ持ち続けると

ただの放銃マシーンになるのが痛いところですが…。

その後も、調子が悪く

総合でマイナス40ポイント。

三段に昇格し、いきなりのマイナススタートで、

また先は長くなりそうです。

これからも、ただの放銃マシーンにならないよう気をつけて

頑張りたいと思います。

とか言うと、またラスばかりになりそうで

不安ですが……。

投稿日:2018年9月21日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。