天鳳やってます(64) 

です。

今回も、東風戦を5回ほど打ちました。

成績は……(2),(2),(3),(2),(4)という

2着ばかりのパッとしない成績でした。

通算成績は以下の通りです。

  三段 760/ 1200pt R1742

1位率 .275 対戦数    320  和了率.244

2位率 .253 平均得点 +3.41 放銃率.143

3位率 .259 平均順位  2.40 副露率.354

4位率 .212             立直率.189

飛び率 .021

さて、今回は手役を追って失敗した

この局面を紹介します。

東4局(オーラス)、一本場、29800点持ちで、私は親です。

一応3万点近くありますが、

トップ目が36600点、2着が32400点で

現在3着目です。

一方で、上家が残り1200点しかなく、

飛び寸前の危険な状態です。

黙っていても、3着なので

何とか押し切ってトップになりたいところですが……。

こんな配牌が来ました。




あまりパっとしない配牌です。

南が暗刻ですが、オタ風なので、

鳴いてタンヤオというのも難しいです。

いっそ、役牌を集めて

混一色に行ったほうが良いかもしれません。

数順後、こんな形になりました。




思ったよりツモが良く、早くも一向聴です。

混一色とは行かず、

ただのリーチのみの一向聴ですが、

これでも、テンパったら即リーチです。

このままでは安いので、

出来れば、ドラの八萬をツモって

テンパりたいですが……。

すると……




9巡目、トップ目の下家からリーチが入りました。

ですが、最初から降りる気はあまりありません。

降りていても、どうせ3着なので

このまま突っ込むつもりです。




さらに場は進み、14巡目。

 

対面も、大明槓をして参戦してきております。

手の形は変わりますが、ちっとも聴牌せず、この順目です。

そこへ、引いてきたのが5です。

一瞬、迷いましたが………

冷静に上家の捨て牌を見てみると、

4,7が5枚捨ててあり、4,7は薄いです。

ならば順子にはならない、と思い

親の現物でもある打6。

最悪、シャボ待ちになっても構いません。

それでも4、7よりかはアガりやすいはずです。

恐らく、4,7はもう引いてこないでしょう。

しかし………




「ゲッ!」

そう思った瞬間、おもいっきり、裏目の7を引いてしまいました。

これで、単純に聴牌を逃したという結果になります。

この終盤での聴牌逃しは、致命的かもしれません。

「もう、聴牌することすら難しいかもしれない……」

と思っていると……




次順、なんと赤5を引き聴牌。

随分長い時間がかかりましたが、

ようやく聴牌です。

役が無いので、もちろんリーチをしたいのですが………。

ここでも、少し悩みました。

両面が大好きな僕は、

普段なら、六を切って五-八待ちにするのですが、

5が暗刻になったことによって、

七を切ってツモり三暗刻の可能性が見えてきました。

「両面待ちにして五が出たらショボすぎるし……

えーい、ツモってトップを決めてやる!」

と勇んで、七萬切りリーチ。

両面待ちも好きですが、それ以上に

無謀すぎる手役を追うのも大好きです。

 

先ほど言った終盤ということも忘れ、

もう気分は一発でツモれる気マンマンです。

しかし……




「ロン。」

七が通らず、下家に放銃してしまいました………。

ツモれば、トップだったのに~~!

(無謀すぎる!)

結局、3着のまま終わってしまいました…。

やはり、おとなしく両面リーチしておくべきだったんですかね…。

今見ると、シャボ待ちの六と(6)は、他家に使われており

三暗刻狙いでリーチした時点で、

完全にアガり目はありませんでした……。

両面待ちでもアガり目はほぼありませんが、

恐らく流局になっていたでしょう。

ところで、実は上家は回線落ちをしており、

この局、ずっとツモ切りをしています。

手牌がまったく進んでいないのは、そのせいです。

その上家がツモ切った4,7のおかげで、

6を切ることになったのですが……。

河に、これほど4,7が出なかったら

56の両面を大事にしていたはずです。

さすがに、555の暗刻が567になっていたら

六を切って両面リーチをしていたでしょう。

だからといって、責任転嫁も出来ませんが……。

うーん、難しいものです。

さて、今回もひどい闘牌ばかりで

ついにトップが無しの-20ポイントで終局。

うーん、ちっともポイントが増えませんね……。

このままグズグズしていたら、四段にあがっても

Rが1800に届かないかもしれません…。

非常にまずいです。

次回も、少しでも、ポイントを増やせるよう頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月21日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。