天鳳やってます(83) 

です。

今回も、5回打ちました。

成績は、(4),(1),(4),(4),(1)と

トップとラスばかりという、極端な成績でした……。

しかも、ラスが3回なので

成績も良くならないままです。

う~ん、ヘタすると、昇段どころか

このまま二段に降格すらありえますね……。

通算成績は以下の通りです。

  三段 260/ 1200pt R1647

1位率 .257 対戦数    415  和了率.237

2位率 .240 平均得点 +1.06 放銃率.146

3位率 .276 平均順位  2.47 副露率.354

4位率 .233             立直率.181

び率 .021

さて、今回は毎回のように窮地に追い込まれて

振り込んだこの局面を紹介します。

東3局、西家、27500点持ち。

一時はラスになりましたが、前局に何とかアガることができ、

この点数です。

現在、トップ目が28000点で私は微差の2着目。

状態は悪くないはずです。

ここでアガって、オーラスに向けて勢いをつけたいところです。

こんな配牌が来ました。




ドラありで役牌の東が対子と、

やはり悪くありません。

2000点でもいいので、これをアガってオーラスを迎えたいところです。




4巡目、早くも対面の親は發、南と二つ続けて鳴きます。

ラス目なので、アガる気マンマンです。

しかし私も引く気はありません。

押せるところまで、押したいと思います。




次順、さらに対面は加カン。

ドラと新ドラの両方を捨てているので、

手は安いかもしれませんが、油断は出来ません。

そこへ、私は東を引き暗刻になりました。

あとは、ドラ含み塔子の3を引くかチー出来れば

貰ったも同然です。

しかし……




5巡目に対面がチー。




8巡目にまたチーと、果敢に鳴いてきます。

ついには、裸単騎になってしまいました。

結構、無茶苦茶やってきます。

おそらくソーズのホンイツなのでしょうが、

さすがにこれには降るわけには行きません。

待ち頃の中を切ったということは、

それよりいい字牌の単騎か、ソーズの端っこの牌でしょうか。

ドラはもう切ってあるので、ドラ単騎に降る心配はありませんが……。

何にせよ、警戒が必要です。

嫌な牌を引いてきたら、回すつもりです。




しかし、もたもたしている内に上家からリーチがかかってしまいました。

私の方はというと、途中、ドラの2を引いたぐらいで、

対して変化はしていません。

なんとか、ドラの2を活かしたいところですが

4は対面にもリーチにも危険です。

かと言って、ドラを打つのもリーチに危険です。

せっかくドラドラになったので、

降りたくはありませんが、少々困りました。



なんとか2順は危ない牌を引かずにすみましたが、

12巡目に掴んだのがこの(6)です。

この牌も、通っていない牌です。

もう、この辺が限界かもしれません。

(6)も、(7)もリーチに対してとても打ちづらい牌です。

この2牌が切れないということは、アガりは厳しそうです。

ここは、キッチリ降りたいところです。

「しかし何を切ってベタオリするか……。

現物なら七…。

いや、中途半端な事をすると

また気が変わって突っ張ってしまうかもしれない。

ここは、スーパーベタオリで東の暗刻落としだ。」

と、東を切ります。

我ながら冷静です。

これなら、国士無双か、字牌単騎以外に当たることはありません。

「………ん?字牌単騎?

ま、まさかな………。

しかし……




「ゲゲゲ!」

そう、そのまさかです。

なんと、対面の待ちは裸単騎の東。

まさかの待ちに振ってしまいました。

ベタオリしているはずなのに、

無様にも放銃してしまいました……。

加カンをしているので、親の9600点の放銃です。

この放銃で、ラス。

結局、最後まで盛り返すことなく、ラスで終わってしまいました……。

役牌の暗刻落としをすれば、ほとんど安全

というセオリーを信じこみすぎ、考えるということを忘れていました…。

よく考えたら、東の字牌単騎も十分あり得る局面です。

降りるとしても、安全に七や筋の六を切っておけば、

放銃はありませんでした……。

セオリーばかり気にして、考えることをやめると

いつか手痛い目に会う、という事ですね………。

う~ん、厳しいです。

さて、今回はラスとトップばかりの闘牌で、

-70ポイントで終局。

……いよいよ、降級がすぐそこまで来てしまいました。

さすがに、降級は避けたいのですが

こうなったらもうどうなるかわかりません。

次回こそ、なんとかプラスの報告が出来るよう

頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。