天鳳やってます(85) 

です。

今回も、5回打ちました。

成績は、(1),(2),(1),(1),(4)と

またトップ3回の好成績です。

なぜか、毎回1ラスを取ってしまいますが

あまり気にしないでください。

通算成績は以下の通りです。

  三段 420/ 1200pt R1675

1位率 .265 対戦数    425  和了率.240

2位率 .240 平均得点 +1.56 放銃率.145

3位率 .261 平均順位  2.46 副露率.355

4位率 .232             立直率.179

び率 .021

さて、今回は粘り足らず接戦で負けたこの対局を紹介します。

南2局、24000点持ち、親。

東風戦ですが、オーラスになっても誰も3万点を超えず、

既にサドンデスが2局続いております。

 

現在、トップ目が27700点、ラス目でも23600点と、

相当切羽詰まった状況になっています。

 

私は24000点持ちの3着目。

 

誰かが3万点を超えた時点で即終了です。

 

もちろん、こんな僅差ではいつ逆転されてもおかしくないので

ビクビクしています。

 

親なので、なんとかここで勝ちきりたいところですが、

最低でもラスは引きたくない、といった心境です。

 

こんな配牌が来ました。

 

タンヤオ面子が揃っており、悪くはありません。

 

しかし、この状況では門前などと悠長なことは言ってられません。

 

しばらくは様子を見ますが、ツモが悪いようなら

食い仕掛けを視野に入れたいところです。

 

役牌の東、南、白なんかも

他家が切るまで早々には切れません。

 

焦りは禁物です。

 

しかし……。

 

 

早くも5巡目、ドラの發をラス目の上家がポン。

 

まずいことになってきました。

 

この發ドラ3の7700をアガられたら、即ラスで終了です。

 

誰かが放銃してくれたら、ギリギリ3着で終わることも出来ますが

ツモられたら即終わりです。

 

こうなったら、こちらも早い手で押し返すしかありませんが、

まだ5巡目。

 

さすがに、まだ手が整っておりません。

 

さらに次順、(8)もポン。

 

早くも二副露で、非常にまずいです。

 

そこへ、出てきたのが(6)です。

 

(8)もポンされた今、喰い仕掛けするなら絶好の牌です。

 

しかし、どうにもソーズの1,2という形が窮屈です。

 

ソーズが2,4ならタンヤオの面子になりますが、

1,2では、新たに別のタンヤオの面子をツモってくる必要があります。

 

いつもなら、他の面子もタンヤオで足りている場面以外では

あまり鳴いたりしません。

(だから私はとても遅いです。)

 

しかし、この局面ではこの(6)をチーしなければ

さすがに二副露した上家に間に合いそうにもありません。

 

少し不安ですが、この切羽詰まったオーラスということもあって、チー!

 

こちらも、タンヤオのみで鳴き合戦に参加するつもりです。

 

しかし……

 

 

「あ、あれっ?」

 

鳴きでいいツモが入ったのか、9巡目、トップ目の下家がリーチ。

 

27700点持ちなので、3900をアガれば終了です。

 

私の方はというと、赤(5)をツモったのはいいのですが、

それ以降手が変化しません。

 

「ま、まずい………やはり焦った鳴きだったか。」

 

と急に不安になります。

 

しかし、こちらももう押す準備は万端です。

 

というより、もう鳴いた後なので

怖いですが押し押しで行くしかありません。

 

しかし、いつまで立ってもアガれる気配はありません。

 

ついには、とうとう17巡目。

 

終局間際になってしまいました。

 

リーチをした下家も、ドラをポンした上家も動きはありません。

 

そこへ、私は(1)を引いてきました。

 

何気なしに置いておいた(1)ですが、それが重なったという形です。

 

この終盤になって、ギリギリ形テンにはなりました。

 

しかし、5は無筋。

 

今までは器用に現物かスジを出していましたが、

ここに来て勝負の気配です。

 

かといって、(1)も必ず安全というわけではありません。

 

対面が(4)をカンしていますが、

(2)(3)の両面待ち、という形も否定出来ません。

 

その片方しかない待ちに放銃してしまったら、最悪です。

 

ここは、形テンでも突っ込んでいった方がいいのか、と迷いましたが………。

 

よく考えたら、このオーラスは普通のオーラスではありません。

 

誰かが、3万点を超えなければ続くというオーラスです。

 

ならば、無理に形テンで勝負する必要もありません。

 

それに何より……

 

「この手は最初から形テンをとるために鳴いたわけじゃない。

アガるために鳴いたんだ。

それにまだあと1巡あ~~~る!

 

とおもい立ち、打(1)。

 

いつにもまして無謀さで突進します。

 

ソーズの周りを引けば、タンヤオで聴牌復活です。

 

いでよ、5,6,7!もしくは上家からチー!

5をポンでもいいぞ!

 

といきり立っていましたが……

 

「あ、ありゃ?

 

もちろん、そんな都合の良いことにはならず、

すぐに下家がツモって終了となってしまいました………。

 

しかも、待ちは5,8。

 

もし、形テンで聴牌を取っていたら放銃していたという結果です。

 

しかし、そうでなくてもこのオーラス私は親。

 

ラスとの差はわずか400点。

 

下家に、1300、2600をツモられて

あっけなく微差ラスで終了してしまいました……。

 

 

なんだかいつも断ラスばかりくらっているせいか

こんな微差のラスでは負けたという気がしません。

 

感覚が麻痺していますね。

 

う~ん、やはり慣れないチーはしない方がいい、ということですかね。

 

しかし、あの状況で鳴かないとなると

ほとんどアガり放棄に近いかもしれませんが…。

それよりも、最後の形テンは、やはり聴牌にとるべきでしたかね…。

 

これがいつも言われている、まっすぐ打てということでしょうか。

 

どうも、やはり追い込まれると

未だに変な考えに陥ります。

 

残り一巡で、567を引くという無謀にかけるより、

形テンで親を続けた方が良い結果になりそうです。

 

しかし、この場合聴牌にとると放銃するというのが悲しいところです。

 

そうでなくとも、ツモられてもラスなんですが…。

 

難しいゲームですね。

 

 

さて、今回は前回と引き続き調子はよく、

+80ポイントで終局。

 

1回ラスをとってしまいましたが、このぐらいの微差ラスでは

まだまだ勢いは落ちていないということかもしれません。

 

つまり、まだまだ快進撃は続くということです。

 

………多分。

 

 

次回も、この勢いのまま頑張りたいとおもいます。

 

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
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