天鳳やってます(88) 

です。

今回も、5回ほど打ちました。

今回の成績は、(3),(3),(1),(3),(1)と

ラスなしで1位2回と、まあまあ好調な回でした。

3着が多いですが……

まあ、気にしないことにしましょう。

通算成績は以下の通りです。

  三段 610/ 1200pt R1698

1位率 .272 対戦数    440  和了率.240

2位率 .234 平均得点 +1.90 放銃率.145

3位率 .263 平均順位  2.45 副露率.354

4位率 .229             立直率.179

び率 .020

あれ程落ち込んでいた成績も、

ついに600ポイントを超え、無事復活しました。



とはいえもちろん、あと600ポイント残っているので

まだまだ、これからですが……。

さて、今回は果敢に鳴いて

失敗したこの局面を紹介したいと思います。

東1局、25000点持ちで北家。

まだ、始まったばかりの東一局です。

もちろん点棒の変化もありません。

無理に押す必要もないので、とりあえず配牌が良ければ押し、

悪ければ様子見と言ったところです。

こんな配牌が来ました。




とりあえず、良く悪くもない平凡な配牌、

いや、むしろ数牌だけで言うならちょっと悪い配牌でしょうか。

しかし、役牌の白が鳴けたら、もう後は何でもありです。

鳴ける牌が出たなら、鳴くつもりです。

東1局なので、1000点で構いません。

これをアガって、次局に向けて勢いを付けたいところです。




しかし、2巡目、何気なしに切った南が対面にポンされます。

少々、字牌の絞りが甘かったでしょうか……。

八を切って、安牌の南を残しても良かったかもしれません。

ですが、もはや関係ありません。

安手VS安手の戦いなら、むしろ好都合です。

このまま、突っ走るのみです。

そこへ、丁度上家が絶好の白を出してきました。

もちろん、ポン。

後は、どちらが早くアガれるかです。

しかし……




今度は東を対面がポン。



そして、いまさらになって気づきました。

「んっ?何だあの捨て牌は。

ま、まずい!」

そうです、対面はどうみてもソーズのホンイツ。

しかも、既に役牌を二つ鳴いております。

これだけでもホンイツ役々で7700なのに、

さらに恐ろしいことに、ソーズの2がドラです。

この手にドラが複数乗ったら、

もうどこまで手が高くなるのかわかりません。

全然安手じゃありませんでした。

許してください。

いまさらになって、南を鳴かした責任を感じております。

まだ順目も早いので、

テンパってはいないと信じたいのですが…。

私の手はというと、白をポンしたのはいいのですが、

対子ばかりでゴツゴツしています。

アガりには、まだ少し遠そうです。

出来れば、ソーズを出さずに処理したいですが……。



そこへ、上家が7を出してきました。

一応、鳴ける牌です。

しかし、68899からの7チーとは、どうにも形が悪いです。

出来れば、ポンした方が形は良くなります。

鳴くかどうか、迷いましたが……。

この状況では、もう贅沢は言ってられません。

当初の予定通り、例え形が悪くても

鳴ける牌は何でも鳴きます。

というわけで、思い切ってチー!

 

……少し、焦りましたかね?

 

いえ、そんなことは無いはずです、多分。



次順に4、ニ巡後に赤五を引いてこの形になりました。

ソーズもあまり強く押せないと思い、残しておいた4です。

さすがに、まだ切りづらいです。

かといって、生牌の發もまた切りづらい牌です。

そこへ、赤五。

扱いに困る牌です。

しかし、この五を使って面子を作るのも

やや強引な気がします。

他に切る牌もないので、しょうがなくツモ切り。

もう、マンズのメンツは捨てるつもりです。



すると、下家の親がチー。

次順、私は4枚目の白をツモりました。

いつもの私だったら速攻で加カンしてしまいますが、

さすがにまだ手も整っていない状況で、

他家のドラを増やすわけにも行きません。

対面のソーズに乗ってしまったら、目も当てられません。

ここは、今上家が切ったばかりの4を合わせ打ちする一手です。




そして、これも下家がチー。

親もタンヤオでニフーロです。

これなら、もしかすると光明が見えてきたかもしれません。

どこまで高くなってるかわからない対面の染め手より、

下家のタンヤオで場が流れた方が、傷が浅く済みそうです。

最悪、2900の放銃でも構いません。

5800の放銃だと、ちと痛いです。

11600だったら、すっごく痛いです。

ともかく、これなら無理やり私がアガりに行くよりも、

下家の親の手をアシストして、二人で決着させた方が良さそうです。

とはいえ、さすがに手を崩してまでアシストは出来ません。

最低限の手の形を保ちつつ、

ソーズは極力抑え、それ以外の数牌はビシバシ出したいところです。




しかし、あれから一向に鳴く気配も、アガる気配もありません。

ついには、14巡目になってしまいました。

というより、僕が鳴ける牌を

ほどんどツモらなかったということもありますが…。

 

一体どこらへんの牌を持っているのか、よくわかりません。

そこへ、上家がまた7を出してきました。

絶好の、カン7です。

本当なら、動かなくても良いのかもしれませんが……。

「え~~い!もう、我慢できん!

俺がアガる!!!」

こんな牌を見せつけられたら、動くなと言う方が無理です。

チーして、打發。

(まだ白を残しているあたりが、私の強欲なところです。)

なんだか私もソーズの一色みたいな捨て牌になってしまいましたが、

中身は1000点。

これで攻めるしかありません。

(6)なんかを引いたらしめたものです。

しかし……。




結局、テンパることもできず

対面がソーズのホンイツをツモあがってしまいました……。

ツモられてしまえば、しぼった意味などあまりありません。

(言うほど絞っていませんが。)

ホンイツ東南ドラ3で、7翻。

ハネ満です。

ドラをツモられなかっただけ、ハネ満で済んだぜ、ヘッ。

なんて、かっこ良くやせ我慢したいですが、

やはりキツイですね……。

ちなみに、余談ですが…。

この後の、東2局の話です。




なんと、親のダブリー

待ちは、發と(9)のシャボ。

しかもよく見ると、三色までついています。

な、なんだその手は。

今どき、漫画でも見なさそうな爆手です。

ある意味、役満より難しそうです。

東1局のハネ満は、それほど仕上げてしまったのでしょうか……。

こんなものをアガられたら、たまったものではありません。

結局、粘り及ばず3着で終了。

ハネ満をツモられた時点で、勝負は決してしまいました。

悔しいですね…。

今見ると、対面はニフーロした時点で

既に聴牌していました。

しかも、發単騎です。

私は7をチーして打9でしたが、

この9があたってもおかしくありませんでした。

結構、危ないことをしていましたね……。

この局は、最初から1000点VSハネ満と

分の悪すぎる勝負でした。

何でもかんでも、鳴きまくるのではなく

少し引いて、オリに回るべきだったんですかね…。

どうも、敵の点数が見えていません。

少し自分に有利な牌が来ると、すぐに行ってしまいます。

悪いクセですね……。

さて、今回は運が良かったのか、致命的な放銃をせず、

ラスもありませんでした。

結果、+80ポイントで終局。

ここ数回はずっと調子が良く、プラスの報告が多いです。

この調子なら、あと600ポイントももうすぐだったりして…。

なんて言うと、またラススパイラルに陥りそうですね。

次回もこの調子で頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。