天鳳やってます(89) 

です。

さて、突然ですが、先週Twitterでも軽く触れましたように、

今までは5回を打っていましたが、

今回からは、10回打つことになりました。

5回では、あまり成績が変化しないからです。

これにより、いつもよりも大幅なプラスの報告ができます。

あるいは、大幅に負けまくった報告ができます。

これからは毎回10回ずつになりますが、

私のヘボ麻雀はいつもと変わらないので、よろしくお願いします。

というわけで、10回打った今回の成績は………

(1),(4),(1),(2),(1),(3),(3),(3),(2),(1)

という成績でした。

3着が目立ちますが、ラスも1回だけで

全体的に好調な回でした。

通算成績は以下の通りです。

  三段 740/ 1200pt R1713

1位率 .275 対戦数    450  和了率.240

2位率 .233 平均得点 +2.11 放銃率.146

3位率 .264 平均順位  2.44 副露率.353

4位率 .226             立直率.180

び率 .020

順当にポイントも増え、レートも1700台に復活しました。

このまま1位を取り続ければ…

奇跡のR1800台、なるか!?

さて、今回はいつも通り猛牛のごとく

無謀に突っ込んだこの局面を紹介します。

5回目の東風戦、

その東2局、26000点持ちで現在親です。

まだ、2000点のアガりが1回出ただけで

場は平たいです。

現在親なので、安手でもいいので

ここでアガって勢いづけたいところです。




4巡目、私の手牌はこんな形になりました。

両面ターツも多く、一盃口の形も見えるなど

4巡目にしてはそこそこいい手牌です。

しかし、一面子多い形となっております。

そこへ、(7)を引きました。

柔軟に構えるなら、ツモ切りでも良かったかもしれませんが、

既に、一盃口の形を見据えていた私は

ためらいなく打二萬!

ニ、四のカンチャン落としです。

もし三を引いてきてしまっても、それはそれで仕方ありません。



5、(6)と引き6巡目にこの形になりました。

ツモは順調なようです。

打(7)で、単純に一向聴に取ります。

…ん?6を残した意味は、一体なんでしょう。

(7)を残しておけば、(5)(6)(8)(9)を引いて打2。

両面+両面の一向聴になります。

11223のペンチャンの3を待つよりも、ずっと良さそうです。

何だか、この瞬間6が余分な牌になっているような………。

ま、まあいいか。

そんなことも後で思いましたが、ともかく、一向聴です。




しかし、その後もツモ切りが続き、中々聴牌しません。

ついには9巡目、対面からリーチ。




さらには同順、上家からもリーチがかかってきてしまいました。

いきなりの2軒リーチです。

ここまで安牌も残さず、まっすぐ手を進めてきたので

共通安牌もありません。

強いていうなら、対面が切っている1の対子落としぐらいです。

それも、上家には確実に通るというわけでもありません。

いきなり追い込まれてしまいました。

親なので、あまり降りたくもありませんが…。



一発目に安牌の東、次順に(8)を引き、これも安牌。

運良く、危険牌は引きませんでした。

そして、下家が1を切ってくれたことにより、1も安牌になりました。

これで、1の対子落としをすれば

比較的安全に降りることが出来そうです。

しかし……



次順、なんと九を引いて聴牌してしまいました。

「お、おりようと思っていたのに聴牌してしまった……。

どうしたものか……。ん、待てよ。

ここで私のスーパーコンピュータは妙案を思いつきました。

お察しの通り、私がここで言う妙案とは

猪突猛進や無鉄砲という意味とほぼ変わりません。



そう、リーチです。

「ここでアガる切るにはこれしかない!」

という考えのリーチですが、2軒リーチ相手に、

超ウルトラ危険牌の6とは無謀にもほどがあります。

しかし、これにも私なりの理由があります。

「この状況では、リーチをかけていない下家も

同じく安牌に困っているはずだ。

ここで、親リーも参加して3軒リーチになったら、もっと困るはず。

危険牌の6をぶった切ったら、スジの3がそのうち出てくるはずだ!」

そうです、いつものもろ引っ掛け戦法です。

しかし、いつもの状況とは違い

2軒リーチの超危険牌という状況。

こんな溶岩に裸足で突っ込むみたいな戦法は

このボクにしか出来ません!

…なんだか、自分で褒めているのかけなしているのか

よくわからなくなって来ましたが、

ともかく強打の6は奇跡的に通りました。

あとは、安牌に困っているはずの下家が

3をズバリ打ってくることを願うだけです。

しかし……




結局、もろ引っ掛けの3は出ず、

上家が放銃して終局という結果になってしまいました。

ゲゲ、しかも、高め一通の形ではありませんか。

振らなくて、良かった。

そもそもリーチなんてするな、という話ですが……。

対面は(1),(4),(7)の三面張、高め一通。

上家は(3),(6)。

方やこちらはペン3。

………どう見ても、分が悪すぎますね…。

放銃していても、何らおかしくない局面でした。

運が良かったですね。

しかし、ここまでして3を出さないとなると

下家は3を持っていないのかと思いましたが、

バッチリ持っていました、それも対子で。

あと数順していたら、アガれていたかもしれませんが……

おそらくそれよりも先に私が放銃する方が先でしょうね。

2軒リーチに対して危険牌リーチなんてことをせず、

降りた方が良かったのでしょうね……。

たまたま通りましたが、こんなことを繰り返していたら

いつかは失敗します。

みなさんは、真似してはいけませんよ。



 

ちなみに、失敗するとこうなります。

(2軒リーチに対して放銃する私の図。)

さて、そんな無鉄砲ばかりの闘牌でしたが

今回は運が良かったのか、+130ポイントと

大きくプラスでまとめることが出来ました。

次回も同じく10回を打って報告するので、

大勝ちか、もしくは

今まで以上のボロ負けの報告が出来ると思います。

さすがに、10回連続ラスなんてことになった日には

相当へこみますが……。

次回も、この調子で頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
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