天鳳やってます(90) 

です。

早いもので、今回でなんと90回目です。

今回も、先週に引き続き10回東風戦を打ちました。

成績は……(4),(4),(1),(1),(1),(1),(4),(1),(2),(4)という

トップとラスばかりの成績でした……。

途中で怒濤の4連勝を見せますが、

こんなにラスばかりとっていては、意味がありませんね……。

通算成績は以下の通りです。

  三段 750/ 1200pt R1719

1位率 .280 対戦数    460  和了率.242

2位率 .230 平均得点 +2.34 放銃率.145

3位率 .258 平均順位  2.43 副露率.357

4位率 .230             立直率.180

飛び率 .021

さて、今回はオーラスでまくろうとして、

返り討ちにあったこの局面を紹介したいと思います。

オーラス、25900点持ち、北家。

現在微差のオーラスです。

トップ目が30700点持ちで、私は2着目。

ラス目も21300点と、十分逆転範囲内です。

もちろん、私はこのまま2着で終わるつもりはありません。

なんとかトップをまくって逆転したいところです。

こんな配牌が来ました。




第一ツモで、いきなり暗刻の5が重なりますが

他の形はどうにも重たいです。

親との差は4800点差。


最低でも直撃できる2600、

出来ればどこからでもアガれる5200を作りたいところです。

ドラは八なので、ダイレクトに七を引けば問題ないのですが……。




3巡目、対面が早くも9をポンします。

捨て牌から見ても、おそらくソーズのホンイツでしょう。

ソーズはもちろん、役牌や

まさかのトイトイに備えてドラの八も一応気をつけたい所です。

ですが、私も引くわけには行きません。

このまま手なりでまっすぐ攻めるのみです。




11巡目、私の手はこのように変化しました。

結構順目が立ちますが、場は未だに変化がありません。

私の手はというと、ニ三四の面子が出来たのはいいのですが、

それ以降の変化があまりありません。

そこへ(4)を引きました。

一応、一向聴ですが

要のカン七が、ドラ表示牌を含めて既に3枚見えています。

こうなっては、もう六八のカンチャンに期待は出来ません。

既に11巡目で、手のスピードを落とす行為ですが仕方ありません。

打六。

マンズの下か、ピンズの膨らみを期待したいところです。




次順、(5)を引き、再度一向聴。

まっすぐ行くのなら打八ですが

今まで一枚も出ていない以上、少々打ちづらいです。

しかも、六、七、九など

ドラの周りはごっそり捨てられています。

対面のポンも含めて、誰かが鳴いてしまうかもしれません。

ここは、打二として少々回りたいところです。

受けは狭くなりますが、ドラはぎりぎりまで絞るつもりです。

もちろん、ピンズの周りで聴牌したらリーチです。

すると……




「うおっ、ま、まじか。」

なんと、まさかのドラツモ。

ピンズの聴牌を想定していたのですが、予想外のテンパイです。

聴牌形がシャボになってしまいましたが、

こうなったらもう、自信満々で攻めるのみです!

「リーチ!」

点数も十分すぎるほど十分で、

どこから出てももちろんトップです。

ドラの八はともかく、スジ引っ掛けの1は狙い目です。

この捨て牌なら、すぐに出てもおかしくありません。

いつものただの引掛けリーチとはちょっと違いますよ~。(多分)




しかし、同順、対面が北の大明槓をします。

「ふっ、一発消しなのか、それとも苦し紛れか。

どちらにせよ、そのくらいじゃ勢いは止められないぜ!

…………ん、新ドラ表示牌が9?

なんと、対面のカンによって新しいドラが

これは、少々まずいことになりました。

そこまで注目を浴びたくなかったのですが、

新しいドラとなると、

スジとはいえ場に出てくる可能性はどうも低そうです。

しかも対面がソーズの染め手で、さらに大明槓もした後。

新ドラのソーズの1なんか、真っ先に警戒される牌になってしまいました。

「く、くそ……

え~い、誰も出さないんだったら、ツモるしかない!

と、意気揚々とツモるのですが……。




ツモったのは、ソーズはソーズでも3。

あえなく、対面のペン3に放銃してしまいました……。

カン符も含めて、子の6400点。

結局、私はラスで終わってしまいました…。

とほほ。

今見ると、打二としたときには、

実は上家が七対子ドラ単騎で既にテンパっていました。

いつもどおりに、まっすぐ打っていたら

放銃していたという結果です。

偶然にも放銃を避けた形です。

その放銃をかわして、

ドラを重ねて聴牌したときは勝ったと思ったのですが、

それでも負けるときは負けてしまいますね……。

それにしても、対面の粘りと執念がすごいです。

実は、北をカンする前もペン3で聴牌していたのですが、

ホンイツのみの2000点。

それだけでは、私の直撃以外では3着のまま。

そのままの放銃なら私もラスにならず、3着で終わっていたのですが

カンをすることによって、カン符と新ドラを増やして

少しでも点を高くするという戦法です。

やられました。

見事、この戦法に引っかかり

6400直撃で、ラス目になってしまいました…。

全然、苦し紛れなんかありません。

敵ながらアッパレです。

こちらが上手い打ち回しをしたとしても、

他の人がより上手い打ち回しをしたら、

負けてしまう、ということですかね…。

麻雀は厳しいです。

さて、今回は良くも悪くも突っ込みすぎたのか、

トップとラスばかりという珍しい成績でした。

結局、前回の成績と比べて+10ポイントで終局。

…10回打つなら、成績に大きく変化するかと思いましたが

全然変化しないままでしたね。

ですが、ポイントが少なくともプラスはプラス。

次回も、この調子でプラスになれるよう頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。