天鳳やってます(93)

です。

今回も、10回ほど打ちました。

成績は、(4),(1),(1),(1),(1),(1),(3),(4),(4),(3)と

またも、トップとラスの応酬ばかりな成績でした。

途中で5連勝を見せ、なんともう少しで昇格か、

というところまで来てたのですが

後半に失速していまい、惜しくも成らずでした……。

通算成績は以下の通りです。

  三段 1010/ 1200pt R1750

1位率 .285 対戦数    490  和了率.245

2位率 .230 平均得点 +2.81 放銃率.146

3位率 .257 平均順位  2.42 副露率.351

4位率 .226             立直率.180

飛び率 .022

さて、今回は変なことを考えてわざわざ放銃してしまった

この局面を紹介します。

東1局、25000点持ち、南家。

まだ、始まったばかりの東1局で、

全員原点です。


特に攻める必要もないですが、出来ることなら先手をとりたいところです。

7巡目、私の手牌はこんな形になりました。




既に、タンヤオ平和一盃口の一向聴で、好形です。

東1局からこの形なら、良い方でしょう。

もしカン五かカン七が入るようなら即リーです。

1ツモあたりだと迷うところですが……。

しかし、次順3ツモ。

これはこれで、迷うツモです。

ソーズが柔軟な形になる3は取っておきたいところですが、

かといってリャンカン形のマンズもはずしづらいです。

う~ん、どうするべきか。

少々、悩みましたが……

どうせマンズの形はカンチャンが先に埋まらなければ

打四でカンチャンに受ける。

だったらここは、不安定なカンチャンを嫌って先に打四の一手だ。

と打四。

後で考えてみれば、ツモ切りでも十分だったような気がしますが……。

今考えてみれば、既にここから変な思考になっているのか、

じょじょにひどいことになっていきます。

次順、六ツモ。

あまり喜ばしくないツモですが、

ここでも変なことを考えてしまいます。

「う~ん、何だこのツモは。

もしかして、対子場の流れなのか。

だったら、三暗刻を狙って打4だ。」

なんと打4です。

いくらなんでも、決めつけるには早過ぎるような気もしますが……。

しかも、4を切るより打八の方とした方が手広いです。

しかしもう切ってしまった後。

 

もう、どうにもなりません。

そして……




「ゲ!

次順、両面になっていた赤5ツモ。

4を切らなければ、残していた牌です。

さらに……。



グズグズしていたせいか、

親リーが入ります。

そして、私のツモは五。

先にリャンカンの四を切らなければ、面子になっていた牌です。

「も、もうダメだ。」

もう手牌も心もボロボロです。

一向聴の形をずっと維持していれば、

ここの五ツモで聴牌。

おそらく、ノータイムで追っかけリーチをしているはずなのですが、

もうこうなっては、仕方ありません。

良さげな牌姿でしたが、

親リーも来た以上ベタ降りするしかありません。

ボロボロにしたのは完全に私のせいですが………。


2巡は八、五で凌いだのですが

あっという間に安牌がなくなってしまいました。

その間にツモった牌は、(7)とドラの7。

どちらも、無筋の超危険牌です。

とうとう追い詰められてしまいました。

どれもこれも、打ったらアタるように思えます。

さすがにもう押す気はゼロ。

必死に手牌の中から安牌を探しています。

「えーと、どれだどれだ…

ん…これだ、これしかない!!」

切った牌は、スジの

早くも3巡目に切れている6のスジなら、大丈夫なはずです。

しかも、暗刻で持っているということもあって、

1枚切れば3巡は降りられます。

「ふー、これで助かった……。」

と、思っていると……。



マ、マジか!!

なんと、筋の3が大当たり。

しかも、その手役が

リーチ、ダブ東、チャンタという大物手です。

やってしまいました。

裏ドラも乗り、なんと東1局からいきなりの18000点の放銃。

東風では、もうほとんど挽回不能なダメージです。

その後も、なんとか切り抜けようとするのですが、

まっすぐ打った所、一発で打ってしまい

なんとわずか2局でトビ終了という無様な結果になってしまいました……。

うーん、ひどい闘牌です。



今見ると、親リーのペン3待ちは

私が3枚、下家に1枚で山にはもうありません。

つまり、私が出さなければアガり目がなかったというリーチです。

わざわざ暗刻のスジを追って

その結果回避出来ていた18000に放銃するとは、

やってることが、ヘボすぎますね……。

かといって、他に安牌もないのが辛いところですが……。

そもそも、最初に変なことを考えて

手をいじくり回したのが失敗ですね…。

ツモ3の時点でツモ切っていれば、

親リーが来てもツモ五。

 

即リーで勝負出来ていたはずです。

それなら放銃もせず、

アガれていたかどうかはわかりませんが、

また違った結果になっていたでしょう。

変なことを考えて打つと、

手痛い逆襲に会うという典型ですね…。

う~ん、反省しなければ……。

今回はラスも多かったですが、その分トップも多い、という回で

結局+50ポイントで終局。

四段まで、あと190ポイントほどです。

いよいよ、四段が目前に迫ってきました。

次回、また同じようにトップを5回とれば昇格というところです。

しかし、無事昇格出来ても

特上卓に行くためには、レートが50ほど足りません……。

四段になっても、しばらくは上級卓が続きそうですね…。

次回も、この調子で頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月10日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。