天鳳やってます (16)

です。

今回も、天鳳で10回打ちました。

今回の成績は……
(1),(1),(1),(2),(2),(1),(2),(1),(4),(3)と、
1着2着ばかりの好成績でした。

ラスも1回だけなので、だいぶ成績があがりました。

通算成績は以下の通りです。

二段 720/ 800pt R1788
1位率 .250 対戦数   180  和了率.229
2位率 .288 平均得点 +0.99 放銃率.170
3位率 .244 平均順位  2.42 副露率.299
4位率 .216           立直率.213
飛び率 .016

さて、今回はミラクルが起こったこの局面を紹介したいと思います。

東1局、親、25000点。

まだ始まったばかりの東1局です。

皆原点なので、そこまでガツガツあがりに行く必要はありませんが、
親なので出来れば攻めたいところです。

5巡目、こんな形になりました。

 

 

まだそこまで手が育ってなく、
5巡たってもまだ一面子しかありません。

とりあえず、ツモに期待して白切りです。

 

 

すると、7巡目に8、
8巡目に6を引き、こんな形になりました。

ようやく、手牌が潤ってきました。

(8)(9)のペンチャン落としをして、
手を進めます。

 

 

すると、切った(8)を下家がチー、
三萬を対面がチーです。

皆、東一局から攻めているようです。

下家はタンヤオ、対面は三色の仕掛けでしょうか。

一応、私の手は一向聴ではあるものの、
このままでは安い手のままです。

 

 

すると…

11巡目、暗刻の6を引き、
予想どおり安い手の聴牌になってしまいました。

4を切ってリーチすれば、一応カン三萬待ちの聴牌ですが……。

「こんな安い悪形の聴牌、とれるか~~~!」
と、打二萬。

強気の一向聴戻しです。

このままだと三,六萬を引いても安い手のままですが、
狙いはそこではありません。

このブログを見てる人ならもうお分かりでしょうが、
このままこの手をチンイツにまで持っていきたいと思います。

あわよくば、メンチンにまで持っていきたいところです。

 

 

しかし、あれからソーズを引くこともなく、
この形のまま手詰まりしてしまいました。

対面も三副露しており、いよいよ時間がありません。

そこへ、上家が5を切ってきました。

もう15巡目で、流局間際です。

仕方ありません。

このままでは手も進まないので、この5をチーです。

 

 

チーして聴牌したのはいいのですが、
やはり、あれから手は進まないままです。

さらに、この土壇場で上家も二副露。

皆、切羽詰まっています。

もはや、(自分以外)誰がアガってもおかしくない状況です。

自分の手は、チーしたのはいいのですが
役無しの三六萬待ち。

やはり、チンイツ狙いはやりすぎだったかと思っていると……。

 

 

 

上家が、打3。

「こっ、これだ!!」

思わず、この3をチーです。

これをチーすれば、チンイツも狙えて
聴牌も維持出来る形です。

完璧です。

チーして、打五萬。

まだ、ギリギリ一回のツモが残されています。

これで、チンイツをテンパることが出来れば……。

 

 

しかし、そううまくいくはずがなく、
二萬を引いて、この形になりました。

やはり、チンイツ狙いは無謀だったようです。

仕方ないので、このまま聴牌を維持して流局したいところですが……。

よく見たら、二萬も、四萬も、6も危なそうです。

気がついたら、手の中は危険牌だらけです。

ここは、下家と対面のタンヤオをケアして打9です。

すると、切った瞬間若干の間が。

下家も対面もタンヤオなのにおかしいなと思っていると、
よく見たら上家はトイトイの手です。

しかも、9は生牌。

「ま、まさか……やっちまったか!?」
と思っていると…

 

 

なんと、上家がカン。

9は、暗刻だったようです。

しかし、この土壇場でカンとは……。

すごい度胸です。

何にせよ、放銃しなかっただけありがたいです。

このまま流局か、と思っていると……。

 

 

「!?」

なんと、最後のツモで、
三萬をツモってしまいました。

タンヤオハイテイで、1000オールです。

結局最初の聴牌と同じカン三萬待ちですが、
まさか、こんなアガリ方をしてしまうとは……。

自分でも、びっくりです。

この奇跡的なアガリがきいたのか、
なんとかトップで終了することが出来ました。

いつもなら、9で放銃してしまってもおかしくありませんでしたが、
たまには無茶苦茶するのも上手く行きますね……。

まさに、ミラクルです。

さて、今回は全体的に調子がよく、
+190ポイントで終了し、レートも80ほどあがりました。

この調子なら、四段までスムーズに行けそうです。

来年も、この調子で頑張りたいと思います。

それでは、皆様良いお年を。

投稿日:2018年9月14日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。