謎です。
今回も、天鳳で東風戦を10回打ちました。
今回の成績は、
(2),(1),(2),(4),(3),(1),(4),(3),(1),(4)と、
またも中途半端な成績でした……。
どうも勝ちきれない成績が続いてしまっています。
通算成績は以下の通りです。
三段 150/ 1200pt R1619
1位率 .236 対戦数 300 和了率.225
2位率 .273 平均得点 -0.26 放銃率.170
3位率 .246 平均順位 2.49 副露率.301
4位率 .243 立直率.220
飛び率 .010
さて、今回は中途半端に攻めてしまったこの局面を紹介します。
東4局一本場、32400点持ちの南家。
ここまで順調に来て、
オーラスで32400点のトップ目です。
2着目とは6700点離れており、
僅差といえば僅差ですが、少々離れています。
ここは、他家が手作りしている間に、
1000点、2000点の手で軽くアガりたいところです。
5巡目、こんな形になりました。
急所の3を引き、これで早くも一向聴になりました。
どうやら、好調の流れを引き継いでいるようです。
サクっと(2)が入れば平和の聴牌ですが、
もし先に6,9が入っても
(1)切りをして一向聴に戻せば、
萬子の周りでさらに平和が狙える形になります。
どちらにしても、完璧な形です。
このままアガりきってみせますよ~。
しかし、8巡目、ドラの(5)ツモ。
予定と違うツモが来ました。
こうなると、少々迷います。
四萬を切ればリャンカン形の残る一向聴ですが、
先に6,9を引けばカンチャンの聴牌になってしまいます。
まだ6を引けばカン(4)待ちでタンヤオになりますが、
9なんかを引いたらひどいことになります。
かといって、(1)か(5)を切ると
(2),(4)を引いた時のロスを挽回できません。
ここは、大人しく四萬を切ってリャンカン形の一向聴に構えます。
もし9を引いたら、それはその時考えることにしましょう。
すると……
考える間もなく、
9巡目に対面からリーチがかかってしまいました。
思ったより早いリーチが来てしまい、困りました。
リーチをかけた対面は2着目で、
5200以上の放銃をすれば、逆転されてしまいます。
しかし、降りていても
対面の手が満貫以上あれば、出アガりでも逆転です。
降りていれば2着は安泰ですが、
トップを狙う気持ちで少々攻めたいところです。
すると、11巡目赤ドラの(5)ツモ。
高い手はいらないオーラスなのですが、
ここに来てドラが重なってしまいました。
いくらなんでも、これは切れません。
リーチの現物の(1)を切って、手を回します。
この形でも一応一向聴は維持していますが、
余計に困る形になってしまいました。
リーチのあの捨て牌では、ドラも(3)も切り辛く、
半分降りのような状況です。
どうしたものかと思っていると…。
なんと、14巡目
さらに(5)を引き、ドラが暗刻になってしまいました。
降りようかと思っているところに
変なところを引き、聴牌してしまいました。
しかも、点数はいらないといっているのに、まさかのドラ暗刻です。
しかし、逆に言えば
これで対面の手にはドラがないということがわかりました。
おそらく、満貫以下の手でしょう。
そうと分かれば、無理に攻めずに降りておいた方が良いのですが、
恐ろしいことに、(5)が壁になったおかげで
(3)は比較的安全な牌です。
「このぐらいなら、押してみるか…。」
と欲を出して(3)を切ると…。
「ゲッ!」
なんと、打ち出した(3)がアタリです。
(5)が絡まない(2)(4)のカン(3)待ちで、
ドラが暗刻でも待ちは関係なかったようです。
予想通りに満貫以下の手ですが、
リーチタンヤオ一盃口で、ピッタリ5200点です。
オーラストップ目なのに、
わざわざ逆転される放銃をしてしまいました…。
やはり、変に下心を出すと、
ひどいことになりますね…。
素直に降りていれば、おそらくトップで終われていたでしょう。
どうも、最近こういうトップを逃す局面が多く、
ひどい結果が続いております。
今見ると、私の待ちの6,9は
場には3枚、対面と下家の手に6が3枚あり、
残りは9が2枚のみという薄い状況でした……。
押したくなる聴牌ですが、
たとえ通っても、アガり目はほとんどなかったという結果ですね…。
しかも、実はこの期に及んで
下心丸出しのダマテン選択をしていました。
タンヤオにならない9がある以上、
アガり切るのならリーチをかければ良いのですが
攻めたいのか、守りたいのか
どっちつかずの闘牌です。
迷いながら前に出ると、ロクな目に合いませんね……。
このような闘牌をしているようでは、まだまだです。
さて、今回も全体的に調子が悪く、
-10ポイントで終局となりました。
まだ二段降格とはなりませんでしたが、
ジワジワ降格へのカウントダウンが近づいていっています。
次回こそ、プラスで終われるよう頑張りたいと思います。