天鳳やってます (33)

です。

今回も、天鳳で東風戦を10回打ちました。

今回の成績は、
(3),(1),(2),(3),(3),(2),(1),(2),(4),(4)と、
またも半端な成績でした……。

途中まではラスなしで好調でしたが、
最後の二連続ラスでだいぶ凹んでしまいました。

通算成績は以下の通りです。
二段 440/ 800pt R1585
1位率 .222 対戦数   350  和了率.222
2位率 .271 平均得点 -1.34 放銃率.174
3位率 .265 平均順位  2.52 副露率.312
4位率 .240           立直率.211
飛び率 .014

さて、今回は攻めすぎて失敗したこの局面を紹介します。

南1局、26400点持ちの西家。

東風戦ですが、オーラスになっても
誰も3万点を超えず、サドンデスで南1局に突入しました。

トップ目は、同着1位の28500点持ち。

私は、3着目という状況です。

3万点を超えれば即終了なので、
3900をアガればトップ終了です。

このオーラスは、あまりうかうかしていられません。

トップ目も2000点をアガればトップ終了なので、
出来る限り早くアガりたいところです。

こんな配牌が来ました。

 

 

正直あまり良くない配牌ですが、
こんな手でも、目標の3900の手を何とか作りたいと思います。

とりあえず、ツモにまかせて様子見です。

 

 

8巡目、5を引きこんな手牌になりました。

ようやくそれなりの形になってきましたが、
だいぶ時間がかかってしまいました。

とりあえず、ペンチャン落としで一、二落としです。

 

 

すると、11巡目この3を引きました。

これでようやく一向聴になりましたが、
北は既に2枚切れで、(2)は場に2枚切れです。

上手く(1)か(2)が入れば両面のテンパイですが、
先に三、六を引いてしまったら
かなり判断に困る一向聴になってしまいました。

どうにかならないかと思っていると……

 

 

次順、(4)を引きこんな形になりました。

絶好のツモです。

これで、どこを引いても両面になる
最高の形になりました。

上手く三か(5)を引けば、
高め三色の形にもなりますが
この状況ではそこまでの点数はいりません。

リーチをかけて、3900点で十分です。

とりあえず、周りへの安全も考慮して
北の対子落としです。

すると…

 

 

13巡目、上家がチー。

 

 

さらに、次順対面もチーです。

またたく間に状況が変化していきます。

この終盤でチーをしてきたということは、
二人共テンパイでしょうか。

いよいよ、まずい状況になってきました。

私の手は、ドラ受けの九萬が増えただけで、
ほとんど変化していません。

早くテンパイしろ!と思っていると……

 

 

15巡目、この(1)を引きました。

本来ならば、ツモ切りか九萬切りで良いところなのですが、
数巡の間に状況は変化しています。

既に(2)は4枚切れていて、(5)も3枚切れ。

私の手の(3)(4)の両面ターツは、ほとんど死に目です。

こうなったら、もうこの両面にほとんど価値はありません。

(4)切りで、両面を落とします。

この状況になっても、
まだ私はアガりを捨てておりません。

(3)か九を引いたら、このままリーチしたいと思います。

すると……

 

 

次順、なんと4枚目の(1)ツモ。

予想外の牌で、戸惑ってしまいました。

一応暗槓という手もあるのですが、
まだテンパイもしていない状態での槓はやはり不利です。

それよりも、この状況で親に降るのはなんとか避けたいところです。

親は、対面でラス目の16600点持ち。

他家にアガられるだけなら3着になるだけですみますが、
この親にアガられてしまったら
最悪私がラスになってしまうかもしれません。

降りるのならば(1)を4枚切るという手もあるのですが、
ここでもまだ、攻めの姿勢を貫いています。

しかし、この(3)はまだ大丈夫でしょう。

上家が(6)を鳴いているため、
親の(3)(6)待ちはありえません。

(2)も4枚切れなので、(2)(4)のカンチャンの形もありません。

かなり余裕を持って(3)を切ると……

 

 

「ゲッ!」

なんと、読みなどまったくお構いなしに(3)で放銃です。

浅はかな読みを笑うかのごとく、
シャボ待ちで粉砕されてしまいました。

しかも、良く見るとドラの八萬とのシャボ。

一番振ってはいけないところに、
親のタンヤオドラ3の11600点を放銃してしまいました……。

忘れていました。

両面もカンチャンもなくとも、
シャボ待ちという存在がありましたね……。

ここまでピンズが捨てられているのに、
(3)がほとんどないことに気づいて、
シャボ待ちをケアするべきでしたね……。

しかも、今見ると
私以外全員テンパイという形です。

なのに、この巡目でテンパイすらしていない形で無理にいったら
放銃もしてしまいますね……。

やはり、(1)の4枚切りで降りておくべきでした。

二段になっても、攻めっ気はいつもどおりですね……。

このままだと、三段再昇段の道は遠そうです。

さすがに、初段にまで落ちないですよ。……多分。

さて、今回は最後の連続ラスが響き、
結局+40ポイントという結果で終わりました。

三段に昇格するためには、まだまだポイントが足りません。

次回も、この調子で頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月14日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。