謎です。
今回も、天鳳で10回東風戦を打ちました。
今回の成績は……
(3),(1),(1),(1),(4),(4),(2),(2),(3),(2)と、
まあまあな成績でした。
前半の3連勝がきき、悪くない結果です。
通算成績は以下の通りです。
二段 620/ 800pt R1622
1位率 .227 対戦数 370 和了率.224
2位率 .272 平均得点 -1.00 放銃率.172
3位率 .264 平均順位 2.50 副露率.315
4位率 .235 立直率.210
飛び率 .013
さて、今回はチャンス手を棒に振った
この局面を紹介したいと思います。
東4局一本場、30000点持ちの西家。
オーラスで30000点持っていますが、
まだ2着目です。
トップ目は、上家で37300点持ち。
満貫をアガれば、トップを逆転出来る点差です。
ここは、なんとしてでも満貫をアガりたいところです。
こんな配牌が来ました。
なんと、配牌で赤二つと役牌の西の暗刻。
既に、三役確保です。
これにリーチを絡めれば、満貫です。
これなら、期待出来る配牌です。
すると、5巡目に(7)を引き、こんな形になりました。
既にターツオーバー気味ですが、
これで567の三色の目が見えました。
これなら、最悪鳴いて満貫を狙うことも出来ます。
とりあえず、打2です。
すると次順、上家がチー。
トップ目ですが、凄いところから仕掛けてきます。
役牌の後付けでしょうか。
何にせよ、この序盤から仕掛けてきたということは
それだけ早い手ということでしょう。
注意が必要です。
そこへ、対面がリーチ。
まずいところからリーチがかかってしまいました。
対面は、11200点持ちのラス目ですが親です。
ここに放銃して、勢いづいてしまったら
トップどころかラスにまで落ちてしまいそうです。
そこへ、この5を引きました。
真っ直ぐ行きたいところですが、
さすがにあの捨牌ではソーズを捨てるのは不気味です。
仕方ありません。
ここは、少々回って(9)の対子落としです。
ただし、完全に降りたわけではありません。
少しでも行けそうな気配があれば、
真っ直ぐ攻めたいと思います。
すると、次順上家が(2)をチーして、打六萬。
これで、さすがにテンパイでしょうか。
ならば、私も黙っているわけにも行きません。
私も鳴き合戦に参加したいと思います。
チーして、打(9)。
真っ直ぐ行くなら打6ですが、
親のリーチに怖い上、
先にカン(8)を引いてしまったら2000点です。
ここは、目先の手広さよりも、
確実な打点を取りに行きます。
すると…
10巡目、上家がなんと暗槓。
親のリーチがかかっているのに、かなり大胆です。
それほど、アガれる自信があるということでしょうか。
そこへ、私は(5)を引きました。
カンによって新たに(7)がドラになりましたが、
この(7)を切れば、3900の一向聴です。
三色とはなりませんでしたが、
3900なら、上家に直撃なら逆転です。
ここらへんが、妥協のしどころでしょうか。
打(7)で、一向聴にとります。
すると、対面が打西。
「ここだ~~!」
と、すかさずカン!
考えるより先に、ボタンを押してしまいました。
親のリーチがかかっているのに、人のことを言えません。
しかし、まるっきり勝算なしのカンでもありません。
このカンでドラが一つでも増えれば、
逆転の8000点です。
ドラが増えなくとも、
カンをすれば5200点(のはず)で、ツモれば逆転です。
あとは、このリンシャン牌でテンパイするだけです。
しかし…
リンシャンからツモってきたのは、發。
違~~~う!とノータイムでツモ切ると……
「あっ…」
なんと、この發が上家に放銃。
役牌のバックだということをすっかり忘れ、
ノータイムで唯一残っている役牌を打ってしまいました……。
毎回、あと一歩のところで、詰めが甘いです。
結局、私は逆転出来ないまま2着で終了となってしまいました…。
やはり、西の大明槓はやりすぎでしたかね……。
これがまだ上家への放銃だったから良かったものの、
親リーへの放銃となってしまったら最悪でした。
しかも、引いてきた發は降りていても
どうしようもない牌です。
カンをした時点で、ほとんど詰みの状態でしたね……。
皆さんも、カンをする時は気をつけてくださいね。
さて、今回は結局+70ポイントという成績で終わり、
ややプラスで終われることが出来ました。
次回も、この調子で頑張りたいと思います。