天鳳やってます (6)

です。

今回も、東風戦を10回打ちました。

今回の成績は、
(4),(4),(4),(4),(1),(4),(3),(4),(1),(1)と
またも不調続きな成績でした……。

トップはとっているものの、
10回中6回ラスというひどい結果です。

通算成績は以下の通りです。
2級 0/ 100pt R1449
1位率 .200 対戦数   80  和了率.219
2位率 .262 平均得点 -3.71 放銃率.181
3位率 .275 平均順位  2.60 副露率.298
4位率 .262           立直率.205
飛び率 .000

さて、今回は混乱して失敗したこの局面を紹介します。

東3局一本場、南家で11700点持ちのラス目です。

東1局に放銃してしまい、それからもずるずると失点して
親番を前にラス目になってしまいました。

3着目も24000点持ちと、だいぶ離れてしまっています。

ラス親を迎える前に、ここで少しでも加点したいところです。

こんな配牌が来ました。

 

 

 

配牌としては相当整っており、
うまく行けばホンイツも狙える好配牌です。

これなら、案外あっさり満貫、跳満をアガれるかもしれません。

 

 

しかし、4巡目、
5を引きこの形になりました。

これなら、むしろホンイツというより
三色や平和系の手です。

平和にするためには、白を対子落としと行きたいところですが……。

 

次順、白を引き
この形の一向聴になりました。

早くも一向聴になったのは嬉しいのですが、
逆に手が安くなってしまいました。

このまま安目を引いたら、リーチしても2600点です。

赤五萬あたりを引いたら超嬉しいのですが……。

 

 

もちろん、そんなピンポイントでは引かず
6を引いてこの形になりました。

二盃口の形が見える面白い手になりましたが、
問題は、対面のリーチです。

5巡目にして、早速リーチと来てしまいました。

(7)を切れば手広い一向聴ですが、
さすがに一発目では打ち辛い牌です。

ここは、打で柔軟に構えたいと思います。

こうしておけば、まだ二盃口や七対子の形も残り、
対面にも放銃しません。

完璧です。

決して、ビビって降りたわけじゃありませんよ~。

すると……。

 

 

8巡目、八萬を引いてこの形になりました。

聴牌しましたが、安目の八萬引きで
予想通り2600点になってしまいました。

一発や裏ドラ次第で満貫にはなるかもしれませんが、
このままでは、リーチしてもあまりうまみは無さそうです。

仕方ありません。

ここは、手を振り出しにして
再度打です。

安牌を打ちつつ、タンヤオ平和系の手を狙いにいく作戦です。

だいぶスピードは落ちますが、
これなら十分高い手になりそうです。

決して、降りてるわけではない…はずです…。

 

 

そして、六萬、五萬と立て続けに引き、
こんな形になりました。

「んっ、んん~~~…??」

なんだか、わけのわからない形になってきました。

(7)を切れば一番手広いのはわかりますが、
それではせっかくの三色目が消えてしまいます。

ならば、萬子のどれかを切って
一番手広い形にするしかありません。

必死に頭の中で萬子を分解しつつ、
切る牌を探します。

「六萬を切れば一盃口…、あえてツモ切るべきか…いや、待てよ…。
こっ、これだ!!」

 

そして、考えた結果
打七萬です。

ですが、残った形を見れば一目瞭然。

全然手広くありません。

むしろ、一番手広くない打牌かもしれません

「や、やっちまった…。」

結果的に七萬も安牌で、
もはや降りている人にしか見えません。

しかし、打ってしまったものは仕方ありません。

このまま、手を進めたいと思います。(やけくそともいう。)

 

 

そして、14巡目、この形になりました。

前順に4を引き五萬を切りと
もはや自分でも何がしたいのかわかりません。

もうパニック状態です。

「え、えーと、どうしたらいいんだ……。
そ、そうだ、とりあえず両面を残しておこう…。」

と、六萬切りです。

しかし、どう見ても四、七萬の受けはフリテンになっており、
それどころか五六七の一面子を捨てています。

そして……

 

その六萬も通らず、結果対面に放銃してしまいました……。

その後ラス親でも挽回できず、
結局ラスのまま終局です。

いつも以上にひどいありさまですね……。

捨てた五六七を合わせれば、アガれてた匂いがぷんぷんです。

変に三色にこだわらずに、
とっとと(7)を切るべきでしたね…。

そうしていれば、アガりはともかく
少なくとも六萬は出ない牌です。

迷いに迷った結果、放銃とは
ひどい結果です。

やはり、麻雀に迷いは大敵ですね…。

まだまだ修行が必要です。

今回もかんばしくない成績で、
2級にはなれましたが、レートは大幅に下がったという結果です。

次回こそ、好成績になれるよう
頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月14日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。