天鳳やってます (114)

です。

今回も、天鳳で東風戦を10回打ちました。

今回の成績は………
(1),(4),(1),(1),(3),(2),(1),(4),(3),(4)と、
1着とラスが多めの中途半端な成績でした。

通算成績は以下の通りです。
三段 780/1200pt R1706
1位率 .262 対戦数  1160  和了率.229
2位率 .230 平均得点 +0.04 放銃率.167
3位率 .251 平均順位  2.50 副露率.313
4位率 .256           立直率.201
飛び率 .028

さて、今回は欲が深すぎて失敗したこの局面を紹介します。

東3局五本場、西家で20100点持ち。

なぜか流局が長く続き、五本場となった東3局です。

しかし、親はまだ32500点持ちで2着目。

トップ目は、下家で43600点持ちです。

何にせよ、早くこの親を落としたいところです。

こんな配牌が来ました。

サッと流したいところに、中の対子。

そして、第一ツモが(6)で、これで二面子。

かなり整った配牌です。

こうなったら、中のみでも構いません。

これ以上親が連荘しないうちに、
早めに流したいと思います。

しかし…。

「な、なんだこのツモは…。」

予想以上にツモがよく、(2)二枚と(5)を引きこの形。

わずか6巡目にしてカン(4)待ちのテンパイですが、
さすがにこれでリーチをかけるわけには行きません。

リーチをかけずとも、手替わりが山のようにあります。

できれば、中を引いて三暗刻確定にしてから
リーチをかけたいところです。

すると…

8巡目、(7)を引きこの形。

一応はダマテンでもアガれる一盃口の形になりました。

しかも、気がつけばこれで四暗刻一向聴

まだ、(5)も(7)も中も枯れておらず、可能性は十分あります。

「こ、これならマジで行けるかも……!」
と、心臓をドキドキさせていると……

2巡後、下家から打(6)。

当たり牌ですが、これで倒すと一盃口のみの1300。

「む……むむむむ…!!
いまさら、そんな安手でアガれるかーーっ!!」
と、この(6)をスルーです。

安手でも良いと言っていたのに、
結局手に目がくらんで、見逃してしまいました。

見逃してしまった以上、目的は一つです。

この手を四暗刻に仕上げて、
トップ逆転で終了させたいと思います。

しかし、見逃した報いか…

「や、やばい…。」

逆に、ノリに乗っている親から
リーチがかかってしまいました。

そして、そこへ引いてきたのがなんと4枚目の6。

ヘタにドラを乗せて、親にアガられたら挽回不能です。

とりあえず現物の(6)を切るという手もあるのですが…。

「こうなったら、もう一歩も引かん!全面戦争じゃあ~~!

と、この6を一発目でカン。

そして…。

「来た!!」

なんと、リンシャンから(5)ツモ。

こうなったら、もうこっちのものです。

(7)は親の現物ですが、
いくらなんでもこの手でダマテンの現物狙いなんてしません。

(6)を切って、真っ向勝負でリーチしたいと思います。

このツモの勢いなら、勝てるはずです。

きっと、一発目に(7)が眠っているはず…!

しかし、一発目にツモったのは(7)ではなく(2)。

なんと、またもカン可能な4枚目です。

既にテンパっている以上、
もうカンしなくても良さそうですが……。

「今度こそ、リンシャンに眠っているはず!!カン!!
と、またも強欲なカン2連続です。

これで振り込んだりでもしたら大打撃なのですが、
もはやそんなことお構いなしです。

結果は…。

中も(7)も引くことはなく、
ここで生牌の南を引いてきてしまい
親リーのメンホンに放銃してしまいました……。

結局、大打撃です。

さらに…

裏も2つのり、
なんと親ッパネ。

18000点は19500点の放銃をしてしまい、
2万点あったはずなのに一局で飛んでしまいました……。

四暗刻に目がくらんで、
少々やりすぎましたね…。

やはり、最初の(6)で安くともアガっておくべきでしたかね…。

今見ると、親リーの待ちは南と中のシャボ。

中が出てこないと思ったら、対面の手に2枚あったようです。

中のアガり目は二人ともなく、
(7)と南の勝負だったのですが、
さらによく見ると、カン裏にラストの南。

(2)をカンしなければ、
対面のアガり目はなかったという形です。

やはり、(2)のカンまでするのはやりすぎでしたかね……。

(7)は残り1枚が山に残っていましたが、
カンをしなければまだ勝負はわかりませんでした。

飛ぶぐらいなら、(6)でアガっておくべきでしたね…。

結局、自らの強欲さで首をしめたという形ですね……。

反省です。

さて、今回はトップ4回ラス3回と上がったり下がったりの成績で、
結果+20ポイントと微増で終わってしまいました。

次回は、大勝ちできるよう
頑張りたいと思います。

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。