天鳳やってます (55)

です。

今回も、天鳳で10回打ちました。

今回の成績は…
(1),(4),(3),(4),(2),(2),(3),(1),(4),(1)と、
またも、トップとラスばかりの半端な成績でした…。

どうしてもラスをとってしまい、
トップが帳消しです。

通算成績は以下の通りです。
三段 430/ 1200pt R1620
1位率 .235 対戦数   570  和了率.226
2位率 .257 平均得点 -1.22 放銃率.176
3位率 .254 平均順位  2.52 副露率.313
4位率 .252           立直率.200
飛び率 .021

さて、今回は欲を出してひどい目に会ったこの局面を紹介します。

東4局、21000点持ちの東家。

現在、オーラスで3着目の親という状況です。

トップ目が41900点、2着目が30600点と
だいぶ離れてしまっていますが、
満貫を直撃するか、ハネ満をツモればトップ逆転です。

そうでなくとも、親なので
少なくとも連荘したいところです。

こんな配牌が来ました。

一面子もありませんが、両面ターツが3つあり、
なかなかまとまりやすそうな配牌です。

なんとなく上の三色も見えますが、
ここは、無理には狙いません。

真っ直ぐ行って、平和リーチをかけたいところです。

すると、初巡から上家が北をポン。

続く下家も、白をポンです。

1巡目から、激しい空中戦です。

さらに6巡目、上家が(9)ポン。

続けて次巡、下家が中をポンです。

まだ始まって数順しかたってないのに、
目まぐるしく場が動いています。

しかも、よく見ると下家は白と中の仕掛け。

まずいです。

下家は、6500点持ちのダンラス目。

白をポンしたときは何かと思いましたが、
どうやらここで、大三元の逆転の手を狙っているようです。

これをアガられたら、勝負は決まってしまいます。

そうなる前になんとかしたいところですが、
鳴きでツモがずらされたのか、
私の手はまったく進んでおりません。

困りました。

すると、9巡目上家が3をチー。

これでテンパイでしょうか。

いよいよ時間がありません。

ですが、私の手も対子を連続で引き、
なんとあの形から七対子一向聴にまでなりました。

ここでドラの三萬を引いてツモアガれば、
狙いどおりの6000オールで、逆転です。

こうなったら、もう普通の手は狙いません。

七対子一本に絞って攻めたいと思います。

しかし、あれからツモれどもツモれども、
まったくテンパイする牌を引きません。

ついには、17巡まで来てしまいました。

發が三枚見え、大三元が消えたのは良いのですが
どこで待っているのかわからず、逆に不気味です。

そこへ、暗刻となる(4)をツモりました。

これで、トイトイや四暗刻の目も出てきましたが、
もう場は終盤。

このままでは、あと数回しかツモがなく、
最悪、テンパイ出来ない可能性もあります。

そうなれば、親のノーテンで
3着目のまま終了です。

ツモ切るかどうか迷いましたが……。

仕方ありません。

こうなったら、ここは七対子狙いはやめて
トイトイを狙いに行きたいと思います。

他家の動きも視野に入れて、
鳴ける牌はどんどん鳴いて、前に進みたいと思います。

最悪、テンパイだけはしたいところです。

打(1)。

決して、四暗刻を狙っているわけではありません。…多分。

すると、なんと次巡すぐに暗刻の6ツモ。

どうやら、ここに来てツモの波が来ているようです。

これで、再び一向聴になりました。

しかも、対面がカンをしたことにより、6がドラ。

四暗刻にならずとも、トイトイ三暗刻ドラ3で、
点数的に十分です。

準備は完璧です。

残る牌は、九萬と7と七萬。

「九萬が1枚……7も残り1枚……
七萬が…………うん?

ここで、ようやく自分の犯したミスに気づきました。

「あッ!!」

そうです。

なんと、私の三巡目の捨て牌に、既に七萬が捨ててあります。

うっかりしていて、自分で捨てたことをすっかり忘れていました。

これで、先に七萬を引くか、ポンをしない限り
フリテンです。

しかも、ここまで出てこないということは
七萬は誰かの手にある可能性が十分すぎるほどあります。

「し……しまった…。」

ひどい大ミスです。

しかし、時すでに遅し。

このままじっとしていても、どうせ3着です。

こうなったら、フリテンになろうがなんだろうが
前に進むしかありません。

すると……。

「!!!」

流局間際、最後の最後に
なんと七萬をツモって奇跡的なテンパイ。

これで、フリテンにもならず
九萬と7待ちの門前トイトイの完成です。

もう最終巡目なので、次のツモはありませんが
この勢いなら、きっと九萬と7は山にいてくれてるはずです。

前巡に、上家が北をカン、対面がさらに(6)をポンと
どうやら皆引く気はないようです。

つかめば、どこからでも出るはずです。

「さあつかめッ!」と思いながら
三萬を強打すると……

「ゲッ…」

なんと、その三萬が通らず
対面に放銃してしまいました……。

場を見ると、三萬は生牌のドラ。

やはり、この終盤にドラは厳しかったようです。

「結局、暴れても結果は3着だったか……。」と思っていると……。

「!!?!」

なんと、予想外のドラ6で、
トイトイドラ6の倍満です。

ラス目との差は、14500点。

この16000をくらって、
最後の最後にラス目になってしまいました……。

やってしまいました。

やはり、少し強気に行き過ぎましたね……。

ラス目との差がだいぶあるので、
ラスの心配などせずにガンガン行ってしまいました。

この終盤で、生牌のドラは絶対に出してはいけない牌ですね…。

降りていても3着ですが、
ラスになるよりかはマシでしたね……。

あるいは、早めに手に絡まない段階で
とっとと切っておくべきでした…。

欲を出してドラをいつまでも引きずっていると、
余計にひどい目にあうという
良い例ですね……。

まだまだ、強欲打ちからは抜け出せなさそうです。

さて、今回はトップとラスの繰り返しばかりで、
結果-10というしょっぱい結果でした。

レートは少しあがったものの、
三段を低空飛行しているばかりです。

次回こそ、プラスになるよう
頑張りたいと思います。

投稿日:2018年9月28日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。