天鳳やってます (57)

です。

今回も、天鳳で10回東風戦を打ちました。

今回の成績は………
(4),(4),(4),(4),(4),(3),(1),(4),(1),(1)と、
なんと6回ラスという、ひどい成績で終わってしまいました……。

3回トップをとっているものの、
焼け石に水ですね……。

通算成績は以下の通りです。
三段 290/ 1200pt R1609
1位率 .237 対戦数   590  和了率.225
2位率 .252 平均得点 -1.34 放銃率.176
3位率 .252 平均順位  2.53 副露率.310
4位率 .257           立直率.200
飛び率 .022

さて、今回は前のめりになって失敗したこの局面を紹介します。

東1局、25000点持ちの南家。

まだ始まったばかりの東1局です。

南家なのでそこまでガツガツ行く必要はありませんが、
できればアガりたいところです。

こんな配牌が来ました。

まだ一面子もありませんが、
役牌の發が対子です。

東1局で軽くアガるのには、最適です。

この發を鳴いて、次局の親番に向けて勢いをつけたいところです。

すると、1巡目からさっそく対面が(1)をチー。

いきなり、思い切ったことをしてきます。

(1)のチーということは、
ピンズの染め手か、役牌狙いでしょうか。

まだ1巡目なので、読む手がかりが何もありません。

手役が何かわからないので、
ひとまずはこちらも気合で負けず、攻めたいと思います。

すると…。

次巡白をツモりました。

役牌の対子が二つ出来ましたが、
それだけではありません。

このツモで、急激に匂い立ってきました。

そして……。

次巡、なんとさらに白を引き、
白が暗刻になってしまいました。

「!!
こ、これは……。」

 

そして4巡目、下家から發が出ます。

もちろん、ポン。

形だけなら中切りですが、もちろん……。

「こんな最高の手牌で中切りなんてしてられるか!
目指すは大三元のみじゃぁ~~~!!」

勢いよく打(2)です。

こんな形になってしまったら、
大三元を狙わずに入られません。

しかも、白が既に暗刻なので、
テンパイしても、中は警戒されにくいはずです。

この手で中を対子にすれば、もうもらったも同然です。

急激な白の連続ツモで、
東1局から大チャンスがやってきました。

ナイスすぎるチーです。

すると、さらに対面が3をチー。

そして次巡中をツモ切りです。

「あッ!よ、余計なことを…!!」

このチーで中が1枚減ってしまいました。

全然ナイスじゃありません。

次に誰かが中を捨てたら、
その時点で大三元の目は消えて、最高でも小三元になってしまいます。

こうなったら、誰かが中を捨てる前に
一刻も早く中を対子にしたいところです。

しかし……。

 

そんな暇もなく、
あっという間に上家からリーチがかかってきてしまいました。

まずいです。

中を先にツモるだとかそんなことの以前に、
よく見たら私の手はぶくぶくの二向聴。

気分が広大になりすぎて、
もはや大三元一向聴ぐらいの気持ちになっていました。

夢から一気に覚めた気分です。

そして、次巡9ツモ。

降りるなら、白の暗刻落としでもすれば良いのですが…。

「まだ、中が全部見えたわけじゃない。
手になる可能性が残ってるなら、全ツッパじゃ~~!!
と、9をツモ切り。

結果は……。

 

もちろん通らず、
親リーに一発で放銃してしまいました……。

しかも、ドラと9のシャボ待ち。

裏ドラも一つのり、しょっぱなから18000の放銃をしてしまいました…。

少し、攻めすぎましたね…。

役満チャンスを前にして、
気分が高揚してしまい、舞い上がってしまいました…。

アガれない大三元(そもそもテンパイしてない)よりも、
アガれる跳満ですね…。

まさに、絵に描いた餅です。

というか、まだ手にもなっていないのに
押しすぎですね……。

降りるならいくらでも安牌はあるのに、
中がくるはず、と思い強打してしまいました…。

さすがに、夢を見すぎですかね…。

反省しております。

さて、今回はひどいラスを引き、
-180という大敗。

レート云々どころか、再び二段に落ちかねない勢いです。

次回は、プラスになれるよう
頑張りたいと思います。

投稿日:2018年10月12日 更新日:


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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。