天鳳やってます (60)

です。

今回も、天鳳で10回東風戦を打ちました。

今回の成績は……
(4),(1),(4),(3),(1),(1),(4),(4),(4),(2)と
4着だらけのひどい成績でした……。

トップ3回とっているものの、
5回のラスでマイナスです。

通算成績は以下の通りです。
三段 280/ 1200pt R1623
1位率 .240 対戦数   620  和了率.225
2位率 .253 平均得点 -1.28 放銃率.177
3位率 .246 平均順位  2.52 副露率.310
4位率 .259           立直率.199
飛び率 .025

さて、今回は場況に気づかなかったこの局面を紹介します。

東2局、21000点持ちの親。

東1局に親が4000オールを引き、
三人が凹み、親が一人浮いている状況です。

現在、親は34700点持ち。

その差は13700点です。

ようやく親が来たので、
ここで挽回したいところです。

こんな配牌が来ました。

ドラはたくさんありますが、
一面子もなく、対子だらけです。

いっそ、七対子に走った方が早そうな配牌ですが
できるだけ丁寧に手を進めたいと思います。

すると、8巡目9を引きこんな形になりました。

一面子もないのには変わりありませんが、
ようやくそれらしい形になってきました。

こうなれば、普通に手を進める一手です。

打2。

すると、この2を対面がポン。

手がまとまるのに時間がかかってしまい、
他家の状況は変化していっています。

対面は自風の西と2をポン。

上家は、(2)と(8)をカンチャンでチーです。

方やトイトイ、方やホンイツといった仕掛けです。

上家の鳴きと捨て牌では、チャンタもありそうですが
何にせよ注意が必要です。

特に、生牌の東は
この状況では打ち辛いところです。

まだ、こちらの手は三向聴。

降りても良いのですが、
親なので、ギリギリまで攻めたいところです。

すると、次巡8ツモ。

2巡後に、(7)ツモと
立て続けに好牌が押し寄せてきます。

鳴きが良かったのか、
あの手が一気に一向聴にまでなってしまいました。

こうなったら、攻めるしかありませんが
まだ東は出さないでおきます。

打四萬。

テンパイしたら、一か八か勝負するつもりです。

すると……

13巡目、3を引き待望のテンパイ!

かなり時間はかかってしまいましたが、
ようやく二,五萬の好形テンパイです。

こうなったら、迷うことはありません。

多少危険だろうが、東切りでリーチです!

すると、この東を下家がポン。

この巡目まで誰も出さないということは、
誰かが対子で持っているということですが、
下家で助かりました。

「ふっ、この東にロンの声がかからないようならこっちの勝ちだ。
さあつかめ、二,五萬!」
と、自信満々です。

全員前のめりになっている以上、
つかめば出るはずです。

山には、きっとたくさんの二,五萬が眠っているはず……。

………ん?

ここで、ようやく私は気づきました。

「の、残り三枚しかな~~~い!」

なんと、自分の手に夢中すぎて
枚数を数えるのを忘れていました。

10巡目に五萬がポンされていたのですが、
ポンの声は聞こえているものの、
何をポンしたかはおぼろげです。

更に、二萬も2枚切られ、
結果二,五萬は3枚しかないという状況。

全然好形ではありません。

しかも、手の中にドラが3つもあり、
リーチをしなくても、平和ドラ3で十分な点数です。

待ちが少ない上、
リーチしても点数が変わらないなら、
する必要が無いのでは……。

とは思いましたが、もう既に後の祭り。

この巡目では、全員テンパイでもおかしくありません。

幸い、マンズはかなり安いです。

こうなったら、めくり合いだ!と気合を入れるのですが……。

 

2巡後、ドラの(5)を掴んでしまい、
見事対面に放銃してしまいました……。

トイトイ西ドラ4で、ハネ満です。

この放銃が痛手となり、
結局この回はラスで終了してしまいました……。

強気に攻めすぎましたね…。

やはり、リーチはやりすぎですね……。

今見ると、二五萬は誰も持っていないので、
確かにつかめば出たはずなのですが、
親リーならば、降りる可能性も十分ありますね……。

この状況なら、ダマテンで良かったですね…。

点数もそうですが、
何より先に掴まされた時に回ることが出来ます。

ピンズが高いこの状況で、ドラの(5)は自殺行為ですね……。

まだまだ、状況判断がなっておりません。

さて、今回はラスが多く、
結果-120で終局してしまいました。

まだまだ三段を低空飛行しており、
昇段は先になりそうです。

次回こそ、プラスで終われるよう
頑張りたいと思います。

投稿日:


  1. サンマ より:

    僕はリーチで正解だと思います。
    放銃はあくまで結果論かなあ…と。
    手が短い上家と対面はかなり降りづらい状況ですし、どうせ降りれないならと、相手が突っ張ってくるなら打点あげるためにやはりリーチ。
    降りてくれるならそれはそれで6000オールツモれる可能性があります。

    親でこの手を降りる選択肢もないと思います。点数が圧倒的にあれば考えますが…

    そしてこの発言も完全に結果論ですが二ー五は3枚生きですね。

    • 押川 雲太朗 より:

      私もリーチで良いと思います。
      誰も二五をつかっていないのはわかりきっていることですからね。
      ただし、牌の枚数を数えていないことはまずいです。
      いつも言っているんですけどね。
      暖かい目で見てやってください。    押川雲太朗

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。