天鳳やってます (63)

です。

今回も、天鳳で10回東風戦を打ちました。

今回の成績は……
(4),(1),(3),(1),(3),(4),(3),(2),(4),(1)と、
またも半端な成績でした…。

1着も3回とっていますが、ラスと3着を多めにとっているので
全く前進しないままです。

通算成績は以下の通りです。
三段 260/ 1200pt R1626
1位率 .241 対戦数   650  和了率.225
2位率 .250 平均得点 -1.25 放銃率.175
3位率 .247 平均順位  2.52 副露率.313
4位率 .260           立直率.198
飛び率 .027

さて、今回は欲が出て失敗したこの局面を紹介します。

東2局、西家で22900点持ち。

東1局に親が12000点をアガリ、
親が一人飛び抜けてしまっている状況です。

まだ先は長いので、じっくり行きたいところですが
出来ればアガって次局に進めたいところです。

こんな配牌が来ました。

一面子もなく、形も悪く
あまり良い配牌ではありません。

とりあえず、こんな手でも真っ直ぐ前に進みたいと思います。

7巡目、七萬を引き私の手はこんな形になりました。

ようやく少しは形になってきましたが、
対子だらけで、なんだかよくわからない形です。

どこか対子をほぐしたいところですが、
場を見ると既に(2)が二枚切れ。

とりあえず、七対子も視野に入れて打(3)です。

これなら、裏目を引くことも少ないはずです。

しかし…

「ゲ……」

なんと次巡すぐに(2)ツモ。

モロに裏目を引いてきてしまいました。

どうもあまりツモの調子がよくありません。

そして、12巡目この三萬を引きました。

もう12巡目だというのに、まったく手が進みません。

しかも、誰も仕掛けもしないしリーチもしないという状況。

どうにも静かで、逆に不気味な場です。

誰かがとっくにダマテンで張っているかもしれません。

こんな手で、真っ直ぐ手を進めたら
誰かに放銃してしまいそうです。

ツモもちぐはぐで、アガれる気がしません。

仕方ありません。

ひとまずは、おとなしく打ちたいと思います。

下家が切った5に合わせて、打5です。

すると、そこへ上家が打4。

「む……これは、チャンス!」

おとなしく打つつもりではありますが、
まだ降りるつもりはありません。

この4をチーです。

アガれないまでも、せめてテンパイまでは持っていきたいところです。

五萬を切れば一応形テンですが、
まだ真っ直ぐは攻めません。

ここは、もう不要になった(1)の対子落としです。

(2)も三枚切れているので、
これなら比較的場に安全なはずです。

後ろを向いて逃げないまでも、
前を見ながら逃げるといった打牌です。

すると……

次巡、ドラの二萬ツモ。

鳴きが良かったのか、ようやくツモがきいてきました。

これで、形だけですがテンパイ。

アガり目はないですが、
テンパイできただけでも十分です。

このまま、流局まで持っていきたいと思います。

しかし、(1)の対子落としのおかげで
手牌の一九牌がほとんどなくなってしまいました。

この形から、(6)を引けばタンヤオになる形です。

ん……タンヤオ…?

すると、そこに上家が打(6)。

「こっ、これだ~~~!」

なんともうまいタイミングで上家が(6)を出してくれました。

この(6)をチーして、タンヤオを目指します。

テンパイだけの予定でしたが、
アガり目があるなら別です。

多少無理やりでも、タンヤオ狙いです。

もちろんこのままでは食い替えで(9)を切ることは出来ないので、
一旦手に置いといて、後ほど切りたいと思います。

打七萬。

これなら、六萬を引けばうまいことタンヤオになります。

完璧です。

しかし……

 

「あっ…。」

なんと、ダマテンをしていた上家に大当たり。

タンピンドラドラの7700点に、見事放銃です。

この放銃のせいで、結局ラス目のまま終わってしまいました…。

やはり、やりすぎでしたかね……。

途中まで丁寧に打っていたのに、
タンヤオになれるとわかった瞬間、無理やり狙ってしまいました…。

よく考えたら、テンパイ料も、
タンヤオドラ1の2000点も、対して変わりませんでしたね……。

そもそも、ここからタンヤオを目指しても
キレイなタンヤオになるのは六萬ぐらいですね……。

うまくタンヤオになったとしても、アガり牌はほとんどありません。

どちらにせよ、無謀な鳴きでしたね……。

丁寧に打っていたのに、
いつもの強欲さが出てしまいました…。

反省です。

さて、今回もまたも中途半端な成績で
結果-20で終局。

じわりじわりとポイントがさがってしまっています。

次回こそ、勝てるよう頑張りたいと思います。

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。