優良面子と不良面子

麻雀は、四人でやるゲームなので、

面子集めが大変です。

 

最近は、フリー雀荘やネット麻雀があるので

一人でも麻雀がやりたいと思えばすぐにできますが

昔は大変でした。

 

今でも知り合い四人で麻雀をやろうとすると

大変なことに変わりはありません。

 

四人の麻雀好きがその場にいて、

「麻雀でもやろうか。」となれば話は簡単ですが、

大概は二人ぐらいしかいなくて、

「誰かあと二人呼んで麻雀をやろう。」

ということになるのです。

 

麻雀好きは、大体麻雀好きの知り合いが何人かいて

グループを形成しています。

 

そういう人たちの中から面子を呼ぶことになるのです。

 

誰を呼ぶのか、そこに面子の良し悪しがかかわってきます。

 

一番良い面子は、弱くて金払いの良い人。

 

これを優良面子と呼びます。

 

次に強くて金払いの良い人。

 

優良面子がいなければ、こういう人も呼ばなければなりません。

 

負ければお金を払ってくれるので、

特に問題はありません。

 

ここからが不良面子です。

 

強くて金払いの悪い人と、

弱くて金払いの悪い人。

 

どちらがタチが悪いと思いますか。

 

実は、強くて金払いの悪い人です。

 

弱くて金払いの悪い人にも、かなりの害があります。

 

毎回負けるのに、払うお金がないからです。

 

こういう人は複数の人に借金を作ります。

 

するとどうなるか。

 

そのグループで麻雀をした場合、

支払いがその弱い人の債権のやり取りになってしまうのです。

 

次第にそのグループで麻雀をすることが面白くなくなり、

そのグループの崩壊につながる恐れがあります。

 

しかし、こういう害のある人は、

そのうち麻雀をやらなくなります。

 

やるたびに負けて、

いつも「金返せ」と言われることに耐え続けられる人はあまりいません。

 

だから、弱くて金払いの悪い人は

そのうち消えていなくなる存在なのです。

 

強くて金払いの悪い人が最悪なのは、

消えていなくならないからなのです。

 

強いので、勝つことが多いのですが、

負けたときは借金です。

 

相手の立場になってみてください。

 

やっと負かしても、そいつからは金が出てこないのです。

 

本当に嫌になります。

 

最強最悪です。

 

だから面子が誰もいなくて、

最後の最後にしょうがないから呼ばれるのが、

こういう人です。

 

ところが、麻雀は誰もいないという状況がほぼ毎回で、

不良面子を呼ばなければ卓が立たないということが

非常に多いのです。

 

だから不良面子が毎回参加するということになってしまうのです。

 

私もかつてこのような不良面子と見られていた時期があったと思います。

 

不良面子にも、不良面子なりの自負のようなものがあります。

 

それは、絶対に麻雀の誘いを断らないということです。

 

どんな時にでも駆けつけるから、

呼んでもらえるのです。

四人集まればそれは社会です。

 

それぞれにそれぞれの役割があって、成り立っているのです。

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押川雲太朗

1965年生まれ。漫画家。麻雀漫画を多数執筆しています。現在は「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」を執筆中。


押川雲太朗先生の下でアシスタントをしている謎と申します。
天鳳やってます」を担当しています。
毎回やらかしてしまうヘボヘボなブログですが、良かったら見てください。
目標は四段R1800で特上卓に行くことです。